コルセット・腰痛ベルトの機能を200%発揮させる着用術

      2017/09/22

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この記事を書いている人


理学療法士 柔YAWARA
愛知県岡崎市羽根町で小さな整体のお店を営んでいる傍ら、肩こりや腰痛・膝の痛みなどでお困りの方々へお身体のケアについての情報を発信中。3度の飯よりお身体のケアが大好き。
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あなたは使っていますか?


腰痛になった時に、腰をサポートしてくれるコルセットや腰痛ベルトを。




腰が痛いけど、夏の時期は暑くて蒸れるから着けない。


腹筋が弱くなるから使用したくない。


動きづらいから嫌いだ。




そのような事をおっしゃる方がいる。




しかし、コルセットや腰痛ベルトを何のために、どのくらいの期間、どんな種類の物を、どのように装着すればいいのか?理解していない人が非常に多い。




今回はそのような一般的に知られていないコルセット・腰痛ベルトの選び方・装着法をお伝えする。


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何のためにコルセット・腰痛ベルトを装着するのか?



答えは簡単だ。




『腰の安静を保つ』




ただそれだけだ。




なぜ安静を保つ必要があるのか?


こう考えてはどうだろうか?


あなたは手をけがした時どうするだろうか?


ものすごく動かすという人はいないだろう。


そんな事をしたら、傷口が開いてしまうからだ。




腰痛の場合も同じだ。


腰痛というのは腰の関節や筋肉に傷がついている状態である。


不用意に動かすということは、傷口に塩をぬるのと等しい行為になるのだ。


だから、安静が大事なのである!



コルセット・腰痛ベルトを着けると筋力が少なくなる?



コルセット・腰痛ベルトを着けると筋力が少なくなると思っている人が多い。


しかしそれは必要以上にコルセット・腰痛ベルトを着用していた場合に限ることだ!




一般的に腰痛になって、一番痛みが強い時から1~2週間着用すれば良い。


これは腰の炎症症状がおよそ2週間程度で改善してくるからである。




それ以上の期間、コルセットや腰痛ベルトを着用していれば、筋肉がうまく使えなくなり、結果筋力が低下することになる。




つまり、腰の痛みが強い期間に限って、着用するのが正しい使い方になる。




痛みが減少してきたら、腰骨を動かす体操を行っていくのが大事だ。


以前腰痛体操に関する記事を書いたので紹介をしておく。

【日常的に行いたい腰痛体操とは?】慢性的な腰痛を脱却する為の超基本的な体操5選



腰痛の『鍵』を握るのは股関節だ!股関節から始まる腰痛改善法を徹底解説。



症状に適したコルセット・腰痛ベルトはどう選ぶのか?



コルセット・腰痛ベルトはこのように選ぶと良い。


腰の痛みの位置と範囲に応じて、コルセット・腰痛ベルトの幅を変えていく!

痛みの場所が腰の付け根の場合



若い人(20代までの人)の殆どが、このような特徴の腰痛が多い。


痛みの場所


腰の付け根の関節が痛い


腰の付け根に痛みがある。骨格



腰の付け根が痛い場合のコルセット・腰痛ベルトの選び方



このような症状の場合は、痛い場所の上を覆うようにコルセットや腰痛ベルトを着けると良い!


必要以上に幅の広いコルセットは痛みが出ていない腰の関節まで固定してしまうため、トラブルの元になる。


腰の付け根が痛い場合のコルセットはこのような細いタイプで十分だ!


腰の付け根の関節が痛い人用コルセット


コルセット装着例


腰の付け根に痛みがある。コルセット


写真のコルセットがこちら ⇩




痛みの場所が広範囲の場合



ぎっくり腰の人や30代~中高年の人に多い腰痛である。


痛みの場所


腰に広範囲の痛みがある場合


腰に広範囲の痛みがある。骨模型

痛みの場所が広範囲の場合のコルセット・腰痛ベルトの選び方



このような症状の方は、広範囲に渡って腰の関節を固定する必要がある。


痛みの場所が広範囲の場合は幅の広いコルセットを使用しよう!


ぎっくり腰の人用コルセット


コルセット装着例


腰に広範囲の痛みがある。




写真のコルセットがこちら ⇩




腰の横側に痛みが出ている場合



このような方は、第12肋骨という場所にトラブルが出ている事が多い。


第12肋骨がこちら ⇩


第12肋骨
【出典】ネッター解剖学アトラス(原書第4版) 著書 Frank H.Netter 訳者 相磯貞和 発行所 エルビア・ジャパン株式会社 発行元 株式会社南江堂 図185


腰の横側に痛みがある場合



腰の横側の痛みにおすすめのコルセット・腰痛ベルト



第12肋骨と痛みを出している筋肉を覆うように着けると良い!


幅広タイプのコルセットが有効だ!


ぎっくり腰の人用コルセット


腰の横側に痛みがある。コルセット




写真のコルセットがこちら ⇩




デスクワークで座っている人におすすめのコルセット・腰痛ベルト



コルセットをして、デスクワークをすると腿の付け根が圧迫されて嫌だと訴える人が多い。


そのような方にはこのコルセット・腰痛ベルトがオススメ!


デスクワーク用コルセット


前の部分が細くなっているため、コルセットが股関節の付け根が圧迫されることがない!


前に来る部分が太いと、座った時に股関節の付け根が圧迫される。


股関節の前がつまる


前に来る部分が細いので、座った時に股関節の付け根が圧迫されない。


股関節の前がつまらない




写真のコルセットがこちら ⇩




正しいコルセット・腰痛ベルトの着け方



腹圧が腰骨を安定させてくれる。


その為、装着する時は腹圧がかかるようにする!


腹圧がかかるようにコルセットを巻く!



まとめ



今回はコルセット・腰痛ベルトの機能を200%発揮させる正しい着け方をご紹介した。


今回のポイントがこちらだ ⇩

・コルセット・腰痛ベルトは腰の安静に保つために装着するものだ。

・コルセット・腰痛ベルトは腰の炎症症状が強い期間(2週間程度)のみ使用しよう!

・必要以上のコルセット・腰痛ベルトの使用は筋力の低下につながる。

・腰痛になって1~2週間以上たった人は腰の運動を行っていこう!

・おすすめの体操は慢性的な腰痛を脱却する為の超基本的な体操5選腰痛の『鍵』を握るのは股関節だ!に書いてある!

・症状に応じてコルセット・腰痛ベルトの種類を変えよう!





道具は正しく使えば、良い効果をもたらす。


しかし、無知で使い方が分からなければ意味をなさない物が多い。


コルセット・腰痛ベルトもその一つだ。




ただ着ければいい。


そのような考えは捨てるべきだ!




コルセット・腰痛ベルトの機能を勉強して正しく使っていこう!


そうすれば、腰痛のあなたの大きな味方になることだろう。



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