関節が原因?椎間関節性腰痛の簡単検査法をご紹介

投稿日:2018年9月6日 更新日:

椎間関節性腰痛検査法アイキャッチ

腰痛

腰痛といえば、腰のヘルニアつまり腰椎椎間板ヘルニアを思い浮かべる方が多いかと思う。

しかし一言で腰と言っても、骨があり、靭帯があり、筋肉があり、関節がありと複雑な構造をしている。

今回は腰痛の中で特に症状の多い「椎間関節性腰痛」と呼ばれる、腰椎の椎間関節(※腰の関節)由来の腰痛を検査する方法に関して解説していく。

※記事を読む時間が取れない方には以下の動画もオススメです。 動画の中では椎間関節性腰痛の検査方法を柔YAWARAが実演紹介しております。YouTubeでは柔YAWARAによく寄せられるお身体のトラブルについて、それを解消するためのエクササイズを定期的に紹介しておりますので、是非チャンネル登録もよろしくお願いします。

椎間関節とはどこの事を指すのか?

腰椎の椎間関節とは腰の関節の事を指す。

下の模型の写真のように2対あり5つの腰椎の関節が存在している。

腰椎
※腰骨を後ろから見た写真です。

この関節は前後の動きが非常に得意である。

しかし、回旋動作や側屈動作などは構造上苦手である。

その苦手な動きを繰り返し行ってしまうことによって『椎間関節性腰痛』を引き起こしてしまう。

椎間関節性腰痛とは?

椎間関節性腰痛とは上記の椎間関節に何かしらのトラブルが生じ腰痛を引き起こしてしまう状態である。

※椎間関節性腰痛の詳しい原因や症状に関してはこちらの記事にて解説しております。知識がより深まりますので是非ご覧ください。

椎間関節性腰痛アイキャッチ
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椎間関節性腰痛の検査方法

椎間関節性腰痛の検査方法は、腰椎の椎間関節にピンポイントなストレスや負荷を負担を意図的に与えることによって、再現痛を引き起こして症状の有無を確認していく検査である。

その為、過度にやりすぎると椎間関節にトラブルがでてしまうので気をつけて頂きたい。

検査方法としては以下の3つを行っていく。

  1. 腰椎の椎間関節を押す
  2. うつ伏せから腰を反らす
  3. 腰椎に回旋ストレスを与える

以下に詳しい検査方法を解説していく。

腰椎の椎間関節を押す

腰椎の椎間関節は腰椎の際に存在しているので、そちらを押して検査をしていく。

方法

  • 座って行う。
  • 片方ずつ腰骨の際を押していく。

※押してピンポイントで痛みが出る場所が椎間関節にトラブルが生じていると考えられる。

椎間関節性腰痛検査法1

椎間関節性腰痛検査法2

うつ伏せから腰を反らす

腰をそらすことによっても、腰椎の椎間関節に負担を与えることができる。

その負担によって症状が増悪するかどうかを確認していく検査である。

方法

  • うつ伏せになる。
  • 徐々に腰を反らしていく。

※逸らして腰の際に痛みが出るようなら、椎間関節にトラブルが生じていると考えられる。

椎間関節性腰痛検査法3

椎間関節性腰痛検査法4

腰椎に回旋ストレスを与える

身体を捻り、回旋動作をすることによって腰椎に負担をかけ、症状が出るかどうかを確認していく検査である・

方法

  • 座って行う。
  • 手は前で交差して、身体を左右に捻っていく。

※左右差を比較して、回旋しきったところもしくは途中で腰の際が痛くなったら椎間関節にトラブルが生じていると考えられる。

椎間関節性腰痛検査法5

椎間関節性腰痛検査法6

※3つの検査全てが当てはまるようなら、『椎間関節性腰痛』が強く疑われるので、早期に医療機関への受診をお勧めします。

※椎間関節性腰痛でお困りの方で改善を考えている方はこちらの記事がとても参考になります。椎間関節性腰痛の改善方法について詳しくまとめてありますので是非ご覧ください。

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参考にした文献

参考文献

  1. 筋骨格系のキネシオロジー 監訳者 嶋田智明 発行者 大畑秀穂 発行所 医歯薬出版株式会社
  2. 椎間関節性腰痛の基礎

上記の文献の内容を参考に一般の方にも分かりやすく簡単にまとめました。

まとめ

今回は椎間関節性腰痛の3つの検査方法について解説した。

POINT

  • 腰の椎間関節の構造上、前後の動きは得意である。
  • 腰の椎間関節の構造上、過度な反る動作や回旋動作、側屈動作に弱い。
  • 腰の椎間関節は沢山ある為、どこにどれだけのトラブルが生じているか検査する事が改善させる為にとても大事な事である。

一般の方は、腰痛になったらまず改善方法を探してしまわれがちである。

しかし、それは賢明ではない。

どこに問題点があるのか?

これが明確にならない限り、症状が良くなることはない。

椎間関節性腰痛に関しては、腰を反る動作や回旋動作、椎間関節を押すことによって検査をすることができる。

特徴としては、片側でピンポイントな痛みを出し、上記の検査に当てはまる腰痛は『椎間関節性腰痛』である。

しっかり検査をしてどこに問題が生じているのかを確かめて治療を行っていこう。

訂正;2019/04/15

長尾 龍男
この記事を書いた人 : 長尾 龍男

愛知県岡崎市在住。整体院柔YAWARAを設立した理学療法士。柔YAWARAにて関節のトラブル由来の肩こりや腰痛、膝の痛みのケアを提供しております。その傍、「理学療法士」として整形外科で培った知識を活かして、『障害の原因』や『予防方法』『身体のメンテナス・ケアのやり方』をこちらのメディアにてご紹介しております。僕の想いはただ一つ。【僕の技術によって皆様の「お身体」のトラブルが改善し、より良い状態になっていただく事。】 ※より詳しいプロフィールや僕の想いは運営者情報もご覧ください。

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