腰痛の原因を分類してみた。多いのはこの3種類の腰痛だ!

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この記事はこのような方にオススメ

  • 腰痛を抱えている人。
  • 腰痛の原因を知りたい人。
  • 自分の腰痛の種類が知りたい人。
  • 整体院を営んでいると腰痛になってしまった方のお話を聞く機会が非常に多いです。

    そして、そのような方々で多くの共通点があるという事に気づきます。

    それは、ほとんどの人が

  • 腰痛=ヘルニア
  • 腰痛=腰全体の痛み
    • と勘違いしているという事です。

      もちろんヘルニアによる腰痛もありますし、腰の筋挫傷による腰痛もございます。

      しかし、すべてがそうではありません。

      腰にはたくさんの筋肉や靭帯、関節が存在しており問題点が非常に多くあり、腰痛も多種多様なものがあるのです。

      今回はそんな腰痛の原因で多い3種類の腰痛である「椎間関節性腰痛」「腰椎椎間板ヘルニア」「急性腰痛症・ぎっくり腰」の症状を簡単に解説していきます。

      この記事の流れとしては

      1. 腰の解剖学を簡単解説。
      2. 腰痛の原因である3種類の腰痛のご紹介。
      3. 3種類の腰痛の症状を簡単解説。

      という順で解説していきますのでよろしくお願いいたします。

      ※こちらの動画内で柔YAWARAが腰痛の原因で多い3種類の腰痛の症状について詳しく解説しておりますので是非ご覧ください。またYouTubeでは柔YAWARAによく寄せられるお身体のトラブルについて、それを解消するためのエクササイズを定期的に配信しておりますので、是非チャンネル登録もよろしくお願いします。

      

      一般の方でもわかる腰椎の解剖学

      まず腰周囲にある骨や筋肉などの簡単な解剖学を皆様に解説していきます。

      解剖学と聞くと少し抵抗がある方がいらっしゃるのですが、非常にシンプルに解説していきますのでご安心ください。

      大原則として、解剖学は身体の構造を学ぶ学問です。

      その為、腰の解剖学=腰の構造という認識で読み進めていただければ幸いです。

      この項で知って頂きたいPOINTは5つあります。

      1. 関節
      2. 筋肉
      3. 神経
      4. 椎間板

      この5つです。

      まずは①腰骨についてです。

      この腰骨のことを腰椎と呼びます。腰椎は積み木のように重なっており、合計で5個の腰椎が存在しています。

      5つの骨

      次に②関節についてです。

      関節は腰椎が動く為の通り道となる部分です。腰椎の関節は左右2対あり一つの腰椎で上下で4つの関節を持っていることになります。腰椎の関節の事を椎間関節と呼びます。

      椎間関節

      ③筋肉についてです、

      筋肉は骨に付着しており、収縮することで腰椎を動かすことができます。しかし、これに関しては関節が正常でなければ、しっかり腰椎を動かす事が難しくなります。

      ④神経についてです。

      神経は腰椎の中や腰椎と腰椎の間から足に向かって走っています。脳からの電気信号を筋肉に伝えたり、色々な感覚を感じる為に存在しています。

      神経

      ⑤最後は椎間板についてです。

      椎間板は腰椎と腰椎の間に存在しているクッションの役割をするものとなります。それに加えて腰椎の安定性にも関わる存在とも言われております。

      椎間関節

      専門家でなければ、一般の方はこれだけ知っておくだけでだいたいの構造が把握できると思います。

      腰痛はこの腰椎やその周囲の組織(筋肉や靭帯、関節)に痛みが出ていることを指します。その為、一概に腰が痛いからと言って全ての人が同じ原因であるとは限りません。数多の原因が腰痛には存在しているということになります。

      次に腰痛の原因である3種類の腰痛をご紹介していきます。

      腰痛の原因で多い3種類の腰痛とは?

      「腰が痛いな」とおっしゃる方の腰痛で最も多い原因がこちらの3種類の腰痛になります。

      1. 椎間関節性腰痛。
      2. 腰椎椎間板ヘルニア。
      3. 急性腰痛症いわゆるぎっくり腰。

      これら3つの腰痛が特に多いので概要に関して簡単に解説していきます。

      椎間関節性腰痛とは?

      椎間関節性腰痛とは、前述した解剖学の中で骨が動く為に存在している関節部分で痛みが生じてしまう腰痛のことです。

      椎間関節性腰痛

      現場で働いていると、この腰痛にかかっている人が非常に多いように見受けられます。

      また無症状でも実はこの腰痛になっている人もいます。

      腰椎椎間板ヘルニアとは?

      腰痛=ヘルニアと思われている人がいるぐらい腰痛の中でとても有名な症状です。

      へルニアとは本来脱出・飛び出るという意味で使われます。

      ヘルニア(hernia)または脱腸(だっちょう)とは、体内の臓器などが、本来あるべき部位から「脱出・突出」した状態を指す。

      引用:Wikipedia

      つまり腰椎椎間板ヘルニアというものは、椎間板が脱出つまり正常な位置から飛び出てしまっている状態の事を言います。

      飛び出たからといって必ずしも症状が出るわけでなく、無症状の方も沢山いらっしゃるので、ヘルニアがあるから悪いというわけではないという事だけは覚えておきましょう。

      急性腰痛症・ぎっくり腰とは?

      急性腰痛症、一般的にはぎっくり腰という俗称が非常に有名な症状です。

      このぎっくり腰は急激にかつ強烈な痛みを出すのが特徴で、特に椎間関節性腰痛に似たようなトラブルを急激に出す事が多いです。

      もちろんヘルニアの急激な悪化でもこの状態になってしまわれる方がいらっしゃいます。

      その他にも腰椎を支える靭帯にトラブルが出てしまう前縦靭帯骨化症や腰椎自体にトラブルが出てしまう圧迫骨折や椎間関節が折れてしまい腰椎が前方に滑って移動してしまう腰椎スベリ症などもございますが、今回はこれらに関しての解説は割愛させていただきます。

      3種類の腰痛の症状解説

      腰痛は全て同じ症状だと勘違いされている方がいらっしゃいます。

      しかし、痛みが出ている部分によって症状の発生の仕方は変わってしまいます。

      この項では前述した3種類の腰痛の症状の特徴について、一般の方にも分かりやすいように簡単に解説していきます。

      椎間関節性腰痛の症状について

      まずはじめに椎間関節性腰痛の特徴としては以下の3つのPOINTがございます。

      1. 片側の腰痛。
      2. ピンポイントに痛い。
      3. 腰痛と同じ側のお尻が痛くなる。

      という特徴があります。

      椎間関節性腰痛の症状

      これは関節部分に痛みが出ているだけなので、片側でピンポイントな痛みが出てしまいます。

      そして、関節の傷は神経を介して関連痛と呼ばれる痛みを引き起こしてしまいます。それが腰痛と同側のお尻の痛みです。

      お尻の痛みが出ている時は高確率で下位の椎間関節にトラブルが生じています。

      参考:脊髄神経後枝内側枝の電気刺激 による腰椎椎間関節 性疼痛の分析

      腰椎椎間板ヘルニアの症状について

      次に腰椎椎間板ヘルニアの特徴としては

      1. 症状が軽ければ、椎間関節性腰痛のような特徴の腰痛が出る。
      2. ヘルニア部分が神経に触れているようなら、片側もしくは両側にしびれや痛みが生じる。
      3. 重症の場合は、足に麻痺が生じてしまう。

      などの特徴があります。

      実は腰椎椎間板ヘルニアと椎間関節性腰痛は同時に出現する事がございます。

      理由としては非常に簡単で、ヘルニアが存在していれば上の腰椎と下の腰椎の距離が縮まります。

      つまり、相対的に関節の距離が近くなるのです。

      近くなれば必然と関節同士が擦れやすくなり、傷つきやすくなります。

      腰椎椎間板ヘルニアがあるという事は椎間関節性腰痛の症状を引き起こしやすくなるリスクがあると認識していただいた方が良いかもしれません。

      この説明に関しては、動画内にて解説しておりますのでぜひそちらでご確認ください。

      また椎間板ヘルニアの症状で1番困るのが、ヘルニアによって圧迫された神経のトラブルです。

      神経のトラブルが生じて仕舞えば、神経が支配している部位に痛みや痺れを引き起こす原因となってしまいます。

      そして、重症な場合は神経が支配している領域の筋肉で麻痺が生じてしまいます。

      椎間板ヘルニアは自然に消退されると言われておりますが、麻痺が出てしまった場合は神経のダメージを最小限にする為に、即手術が選択される事が非常に多いので覚えておきましょう。

      ※こちらの記事にて、腰椎椎間板ヘルニアによって生じる神経のトラブルを解説しております。是非ご確認ください。

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      急性腰痛症・ぎっくり腰の症状について

      最後に急性腰痛症・ぎっくり腰の特徴としては、

      1. 突然、強烈な腰痛が生じる。
      2. 椎間関節性腰痛の症状が急激にかつ強烈に出現したような症状が生じる。
      3. 腰だけでなく殿部にも痛みが出る人が多い。
      4. 痛みが強い為、寝返りや立ち上がり、歩くなどの日常生活動作が困難となる。
      5. ぎっくり腰を経験されている方は高確率で再発を繰り返す。

      などの特徴があります。

      急性腰痛症いわゆるぎっくり腰は固まっている時から突然動き出した時に好発します。また、高負荷がかかった時に痛みが生じてしまいます。

      つまり、一種の怪我と考えても良いです。

      その部分の好発部位としては前述したように「椎間関節」が多いです。

      もちろん椎間板の破損に神経のトラブルの場合もあります。

      そして、このぎっくり腰は厄介な事に再発を繰り返してしまう人が多いと言う事です。

      理由としては、損傷部位が改善しても生活パターンを直さない為、同じような負担が腰へかかってしまいまた再発するという現象が起こります。

      一度何処かを痛めてしまったら、治ったとしても生活パターンを変えなければ同じ事を繰り返してしまうという事になります。

      まとめ

      今回は腰痛の原因で多い3種類の腰痛の症状について簡単に解説しました。

      POINT

      • 腰痛の原因で多いのが「椎間関節性腰痛」「腰椎椎間板ヘルニア」「急性腰痛症・ぎっくり腰」である。
      • 椎間関節性腰痛は①片側の腰痛②ピンポイントに痛い③腰痛と同じ側のお尻が痛くなるという特徴がある。
      • 腰椎椎間板ヘルニアは①症状が軽ければ、椎間関節性腰痛のような特徴の腰痛が出る②ヘルニア部分が神経に触れているようなら、片側もしくは両側にしびれや痛みが生じる③重症化すると足に麻痺が生じてしまうという特徴がある。
      • 急性腰痛症・ぎっくり腰は①突然、強烈な腰痛が生じる②痛みで日常生活動作が困難となる③高確率で再発を繰り返すという特徴がある。

      たかが腰痛だと鷹を括っている人が非常に多いのですが、そのような方は症状を悪化させてしまう人が非常に多いので要注意です。

      少しでも痛みが出ているという事はそれだけ腰へ負担をかけている証拠となります。

      痛みは我慢するものではありません。

      自分の身体と向き合う機会なので、軽視しないようにしてください。

      今後これらの3種類の腰痛について原因から検査方法そして改善方法まで詳しく解説する記事も記載していきますのでよろしくお願いいたします。

      長尾 龍男
      この記事を書いた人 : 長尾 龍男

      愛知県岡崎市在住。整体院柔YAWARAを設立した理学療法士。柔YAWARAにて関節のトラブル由来の肩こりや腰痛、膝の痛みのケアを提供しております。その傍、「理学療法士」として整形外科で培った知識を活かして、『障害の原因』や『予防方法』『身体のメンテナス・ケアのやり方』をこちらのメディアにてご紹介しております。僕の想いはただ一つ。【僕の技術によって皆様の「お身体」のトラブルが改善し、より良い状態になっていただく事。】 ※より詳しいプロフィールや僕の想いは運営者情報もご覧ください。

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