歳を重ねるにつれて首がポキポキ、バキバキ鳴ってしまう事が多くなる。
この『ポキポキ音』『バキバキ音』はクラッキングと呼ばれている。
クラッキングが生じてしまうその他の理由としては身体が固まってしまうことが多いからだ。
それに加えて関節内部に気泡が生じ、その気泡が振動することによって『ポキポキ』音がなってしまうとされている。
今回はそのような首のポキポキ音や、バキバキ音を治していくために行うべき棒体操を解説していく。
首のポキポキ音の治し方を徹底解説
前述した通り首のポキポキ音は身体が固まってしまうことによって発生することが多い。
これは年齢を重ねれば重ねるほど顕著に固くなってしまい、その動き出しによって『ポキポキ』と関節がなってしまう。
特に現代人はスマートフォンやパソコンによって、正面ばかり見ており、首の回旋の動きをほとんど使わなくなってしまったが故に『ポキポキ音』が生じやすくなってしまっている。
その為『ポキポキ音』を改善していくためには身体に必要な運動量を補う事が必要であり、身体が固まらないようにしっかりと肩甲骨や胸椎(胸の位置にある背骨)、頚椎(首の骨の事)を動かしていかなければならないのだ。
それに加えて自分の生活習慣を見直す必要もある。
以下に首の『ポキポキ』音を治していく為の棒体操や日常生活の過ごし方について詳しく解説していく。
首のポキポキ音を治すための棒体操
以下の注意事項をよく読んだ上でしっかり動かしていこう!
- 痛みがない範囲で動かしていこう!
- 筋肉がはらない程度に動かしていこう!
- 痛みが出てしまったらすぐに中止しよう!
肩甲骨の動きを改善させる棒体操
- 肩甲骨を寄せながら棒を担ぐ。
- そのまま万歳をする。
⒈と⒉を10回繰り返す。
※棒は傘などを使って頂ければ構いません。棒なしでも行っていただいて構いません。
体幹回旋を改善させる棒体操
- 肩甲骨を寄せながら棒を担ぐ。
- そのまま身体を左右に捻っていく。
左右10回行おう。
※棒は傘などを使って頂ければ構いません。棒がない場合は腕を頭に回して身体を捻っていきましょう。
体幹側屈を改善させる棒体操
- 肩甲骨を寄せながら棒を担ぐ。
- そのまま身体を左右に側屈していく。
左右10回行おう。
※棒は傘などを使って頂ければ構いません。棒がない場合は腕を身体の前で組んで行いましょう。
首動きを改善していく棒体操
- 肩甲骨を寄せながら棒を担ぐ。
- そのまま首を大きく回していく。
左右10回ずつ回していこう。
※棒は傘などを使って頂ければ構いません。棒なしでも行っていただいて構いません。
上記の体操をやっても改善しない方は是非一度当店にて施術を!
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※首を強制的にポキポキしてしまうと首の関節を痛める恐れがあります。詳しくはこちらの記事にてご説明しておりますので是非ご参考にしてください。
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『強制的に』『勢いよく』首をポキポキ鳴らすな!
この仕事をしているとよくこんな質問を受ける。 「首をポキポキ鳴らしてもいいんですか?」 「首がバキバキ鳴ってしまうんですが大丈夫ですか?」など。 基本『自然に動かした』上で首がポキポキ鳴ってしまうのは ...
首のポキポキ音を治すために生活習慣を見直そう!
前述した通り、関節が「動かない」「固まっている」状態が続くとポキポキ鳴ってしまうことが多い。
その為、極力固まる事を避けた方が良い。
- PC、スマホに向かう時間を15分以下にする。
- 日常生活の動作以外で20分以上の有酸素運動(ウォーキング、ランニング等)を行う。
- 1時間に1度は後ろを振り向く動作を行う。
首は本来振り向く機能や上下を見る機能が備わっている。
それらの機能を使わなくなってしまうとかえってトラブルが生じてしまうのだ。
首のポキポキ音を治すためにも固まる時間を減らして運動量を増やしていこう!
首のポキポキ音が鳴ってしまう詳しい原因について
首がポキポキ音がnしまう原因としては、関節の中の滑液と呼ばれる液体がうまく潤滑しなくなる事や関節内部に圧力変動が起きるからだ。
また、関節内の滑液の中に気泡ができ、それが振動することによって「ポキポキ」「バキバキ」と音が鳴ってしまうという研究もある。
いずれの場合も関節が「動かない」「固まっている」状態が続くとポキポキ音が鳴ってしまう。
※首のポキポキ音であるクラッキングの原因についてはこちらの記事にて文献を踏まえて解説しておりますので是非知識を深めるためにも御覧ください!
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首がポキポキと音がなる原因を簡単に解説
朝起きた時に首がポキポキ鳴る。 パソコン作業をした後に首がバキバキ鳴ってしまうなどの声をよく耳にする。 どうしてそのような首の関節が鳴ってしまうのだろうか? その原因としては関節内にある『滑液』とよば ...
まとめ
今回は首をポキポキ音や、バキバキ音を治すための某体操について解説した。
- 首の関節が長時間「動かない状態」や「固まっている状態」が続くと首のポキポキ音であるクラッキングが鳴りやすくなる。
- 「ポキポキ音」や「バキバキ音」を鳴らさない為にも固まってしまう状態を極力避けるようにしよう。
- 仕事の合間に背中や首回り、肩甲骨周りの体操を行なって、首のポキポキ音を治していこう。
歳を重ねるにつれて、関節は磨耗していく。
それに伴い「ポキポキ音」や「バキバキ音」は生じやすくなる。
それは首の関節でも同様である。
とくに現代人は首を動かさなく鳴っているのでポキポキ音がなりやすく鳴っている。
しかし身体に必要な運動量さえ補えていれば、首のポキポキ音は治ってくる。
首が「ポキポキ」音が鳴ってなってしまう人はクラッキングを治すために、是非上記で解説した体操などを行なって身体の運動量を向上させていただきたい。
訂正:2019/04/09