膝の外側半月板を痛める原因と改善法を大公開!

投稿日:2017年5月20日 更新日:

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膝の痛み

この記事で分かる3つの事

  1. 外側半月板の場所について知ることができます。
  2. 外側半月板損傷の原因と症状について分かります。
  3. 外側半月板損傷の改善方法が学べます。

半月板の損傷はよく耳にすると思います。

スポーツ選手だけでなく、普通に生活していてふとした時に損傷してしまうこともあります。

半月板の損傷はすごく厄介です。

ひどいと手術も考えないといけません。

そんな半月板の損傷の原因や症状・対処法をご紹介いたします。

専門家じゃなくても分かるように簡単に解説しているからぜひご覧ください。

外側半月板の場所

外側半月板

*左膝を上から見ています。

膝への衝撃を和らげるクッション材としての役割があります。

※半月板の構造についてはこちらの記事にて詳しく記載しておりますので是非ご覧ください。

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膝の中が丸見えで半月板の場所がよく分かる!

この記事で分かる事 半月板がどこにあるのか理解できます。 半月板を痛めてしまうとどうなってしまうのかが分かります。 「あ ...

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外側半月板を痛める原因は急な振りむき動作

ラン

大きく3つ原因があります。

  1. 日常生活の中で急に振り向いた時。
  2. スポーツ中の急なターンをする時。
  3. 体重が増えて半月板への負担が大きくなった時。

特に膝に圧迫がかかっている状態で捻ってしまうと、すり鉢みたいにこすれて、損傷しやすいようです。

外側の半月板が損傷した時の症状

外側半月板

  • 半月板を押すとものすごく痛い。
  • 膝を曲げ伸ばしすると引っかかってしまう感じが出る。
  • 階段を降りる時、急に膝の力が抜けてしまう。

特に膝を曲げ伸ばしする時に引っかかってしまって動かなくなるのが1番の特徴です!

※膝の外側の痛みがある時、原因は非常にたくさんあります。膝外側痛の3つの原因についてこちらの記事にて詳しく解説しておりますので是非ご参考にしてください。

膝外側痛3つの原因アイキャッチ
膝外側の痛みの『3大原因』がまるわかり!

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外側半月板を痛めてた時の対処方法はまず固定を!

対処法

痛めてしまった最初の時期は、アイシング・医療機関でギプスや膝のサポーターなどで膝の固定を行いましょう。

半月板損傷時の固定にはこのようなサポーターがオススメです。

2つのストラップが膝の回旋を抑えてくれ、半月板への負担が軽減します。

因みに半月板は外側1/3にしか血管がありません。

だから、治るのが非常に遅い場所なんです…

損傷が軽度なら、徐々に痛みが改善していくが、重症な半月板損傷なら手術が必要になってくることを念頭に置いておきましょう。

まとめ

今回は半月板の原因と改善法をお伝えしました。

POINTがこちら

  • 半月板は圧迫や捻る力で損傷しやすい。
  • 半月板は外側1/3にしか血管が走っていないから修復しづらい場所である。
  • 損傷の初期はアイシングと固定をしっかり行おう。痛みが軽減してきたら、膝の体操を開始していく。
  • 損傷が重症な場合、手術が必要になってくることを念頭に置いておこう。

半月板は外側よりも内側が損傷しやすいです。

外側を損傷するのは稀ですが、痛めた時は安易に考えないようにしましょう!

早めの対処して、しっかり改善させていく事が大切となります。

その為まずは膝の固定を行って、すぐに整形外科などの医療機関へ受診しましょう。

※このような装具が固定にオススメなので、ぜひお試しください。

長尾 龍男
この記事を書いた人 : 長尾 龍男

長野県長野市在住。2015年8月愛知県岡崎市にて整体院「柔YAWARA」を設立。2021年6月に長野県長野市にて『Seitai Zen繕』を設立した理学療法士。Zen繕にて関節のトラブル由来の肩こりや腰痛、膝の痛みのケアを提供しております。その傍、「理学療法士」として整形外科で培った知識を活かして、『障害の原因』や『予防方法』『身体のメンテナス・ケアのやり方』をこちらのメディアにてご紹介しております。僕の想いはただ一つ。【僕の技術によって皆様の「お身体」のトラブルが改善し、より良い状態になっていただく事。】 ※より詳しいプロフィールや僕の想いは運営者情報もご覧ください。

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