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『膝靭帯損傷』の時に役に立つサポーターの機能と選び方を解説

膝を痛めてしまった時にどのようなサポーターを選べば良いのかわからない人が非常に多い。

それもそのはず、膝の靭帯を怪我した時に使うものから膝の筋肉をサポートしてくれるもの、日常的な生活で歩く時や階段を登る時に使うものなど様々あるからだ。

また痛みが出ている場所によっても使用するサポーターが若干異なってくる。

その為、一般の方には「どのサポーターを使えばいいのか?」という混乱を招いているのかもしれない。

今回はそんな「どんなサポーターを使っていけばいいの?」という疑問にお答えすべく、特に膝の靭帯を怪我した時に使ったほうが良いサポーターの機能とその選び方について解説していく。

膝の靭帯損傷時に使用するサポーターの機能とは!?

膝のサポーターには色々な種類のものがある。

例えば、

  • 膝の筋肉を補助するサポーター
  • 膝を保温するサポーター
  • 膝の靭帯を補助するサポーター

などだ。

膝の靭帯を損傷してしまったら、まずはその靭帯が修復しやすいように、がっしりとしたサポーターを使用しなければならない。

それが膝の靭帯を補助するサポーターである。

この膝の靭帯を補助するサポーターの機能は膝の解剖学と膝の靭帯損傷が起きた時にどのような減少が起きるかを理解しておくとわかりやすいので以下に解説していく。

膝の靭帯の解剖学を解説

まず膝の靭帯を補助してくれるサポーターの機能を理解する前に、膝の靭帯がどのような場所にあるのかを知っておいたほうが良いので解説していく。

膝の主要な靭帯は4つある。

  • 前十字靭帯
  • 後十字靱帯
  • 外側側副靭帯損傷
  • 内側側副靭帯損傷

の4つである。

膝の横側には内側側副靭帯や外側側副靱帯などの靭帯がある。

内側側副靱帯

内側側副靱帯

外側側副靭帯

外側側副靱帯

また膝の内部にも前十字靭帯や後十字靭帯と呼ばれる重要な靭帯がある。

前十字靭帯

前十字靭帯

※赤い線が前十字靭帯

後十字靭帯

後十字靱帯

※赤い線が後十字靭帯

これらの靭帯が骨を支えているので、膝に加わる色々な外力に耐えることができる。

つまり、膝を安定した状態にしているのだ。

膝の靭帯を損傷してしまうとどうなるのか?

膝の靭帯は前後方向、左右方向、ねじれなどの外力から守ってくれる役割がある。

その為、前述したように膝を安定した状態にしてくれているのだ。

これらの靭帯に大きな外力、例えば膝の横側から思いっきり衝突されたなどの外力が加わると膝の靭帯のいずれかが損傷してしまう。

膝の靭帯のどれかが損傷してしまうと、前後方向、左右方向、ねじれなどの外力から膝を守れなくなるので膝がぐらついてしまう。

つまり、膝が不安定な状態に陥ってしまうのだ。

特に靭帯を損傷してから間もない時は、強いぐらつき感や不安定感の症状が出てしまう。

膝の不安定感をとり膝を安定した状態に保ち、修復をしやすい環境にしてくれるのが、『膝の靭帯を補助するサポーター』なのである。

その為、膝の靭帯を損傷したら早期に膝の靭帯を補助するサポーターを着用して固定をしたほうが良いのである。

膝の靭帯損傷時に着用するサポーターの選び方

※柔YAWARAが動画の中で膝の靭帯を補助してくれるサポーターを着用する機能を解説しております。YouTubeでは柔YAWARAによく寄せられるお身体のトラブルについて、それを解消するためのエクササイズを定期的に紹介しておりますので、是非チャンネル登録もよろしくお願いします。

前述したとおり、膝に不安定感がある状態のまま放置してしまうと靭帯により負担がかかり、靭帯の修復が遅くなる。

それだけでなく、他の場所へも負担がかかる為、損傷部位以外でも痛みを出すこととなる。

その為、しっかりと膝の靭帯を補助してくれるサポーターを使用して固定していただくことが大切であり、選んでいただくサポーターとなる。

プロ180−CJ ドクターM-C フロントオープン

こちら膝の靭帯を補助してくれるサポーターは『プロ180−CJ ドクターM-C フロントオープン』という商品名で、左右にメディカルスプリングと呼ばれるものが入っており左右の動揺性を抑えてくれる。

その為、外側側副靭帯損傷や内側側副靭帯損傷をして膝が左右に動揺してしまう時はこのようなメディカルスプリングや支柱が入っているサポーターを選んで頂きたい。

スプリングコイル

また膝の靭帯を補助してくれるサポーター『プロ180−CJ ドクターM-C フロントオープン』には後ろにベルトがある事によって前後方向の動きを制限してくれる。

つまり軽度な前十字靭帯損傷や後十字靱帯損傷の時に膝に前後の動揺性を感じる時に、靭帯の代わりに膝を補助して安定した状態にしてくれる役割がある。

ベルト

※上記でご紹介したサポーターはプロ180−CJ ドクターM-C フロントオープンというものになります。当店の公式サイトでもネット販売を行っております。サイズや機能などでご不明な点がございましたら公式サイトのチャットにてお問い合わせくださいませ。

プロ180−CJ ドクターM-C フロントオープン

またひどい靭帯の損傷が起きてしまった場合はこちらのサポーターでは固定力が弱いので、より強固なプレートが付いているサポーターを選んで使用した方が良い。

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何れにせよ、膝を損傷してしまったら、まずは医療機関にてしっかり精査していただくことが大切である。

まとめ

今回は膝の靭帯を補助してくれるサポーターの機能と選び方について解説した。

POINT

  • 膝の靭帯損傷が起きると膝のぐらつき感などの動揺性が生じる。その為、膝の靭帯を修復させるためにも、靭帯を補助してくるサポーターによって固定をすることが大切である。
  • 膝の靭帯損傷の程度によって、膝を補助するサポーターの支柱の太さを変えることが選ぶときのポイントである。

膝のサポーターには色々な種類がある。

ですが、一つ一つ役割や目的が変わってくる。

もし膝の靭帯を損傷した場合は、筋肉をサポートしてくれるものではなくこちらの記事でご紹介した靭帯を補助してくれるサポーターを選んで頂くと靭帯の修復が促されるので是非覚えておきましょう!

訂正:2019/05/28

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