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階段昇降の膝の痛みに役に立つ!膝のサポーター『ダブルニーラップ』の着用方法を理学療法士が解説します。

今回は膝のサポーター『ダブルニーラップ』の着用方法を解説していく。
こちらのサポーターは固定範囲が狭いものの、「メインベルト」「サブベルト」で膝のお皿(膝蓋骨)を固定することによって階段昇降やジャンプ動作時の膝の痛みを軽減してくれるサポーターとなる。
固定範囲が狭いので、膝の靭帯損傷などにはあまり使えないのだが、お皿周りのトラブルが生じている人にとっては有効的なサポーターだ。
ただ着用方法を間違えてしまうと効果も半減してしまうのでその着用方法について詳しく解説していく。
※記事を読む時間が取れない方には以下の動画もオススメです。 動画の中では膝のサポーター『ダブルニーラップ』の着用方法を柔YAWARAがご紹介しております。YouTubeでは柔YAWARAによく寄せられるお身体のトラブルについて、それを解消するためのエクササイズ等を定期的に紹介しておりますので、是非チャンネル登録もよろしくお願いします。

お皿の動きが階段昇降の時の膝の痛みを生んでしまう。

膝の痛みは様々なものがあるが、中でも階段昇降やジャンプ動作での膝の痛みが多い。
文献によると

変形性膝関節症患者では外側広筋や腸脛靭帯が過緊張状態であることが多く、階段昇降時には大腿四頭筋の遠心性収縮が加わる為、これが膝蓋大腿関節の不安定性の要因と考えられる。

出典:関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーション p118−119
簡単に説明すると階段昇降での痛みは膝のお皿周りのトラブルであることが多いとされている。これはジャンプ動作でも同様なことが言える。
その為階段昇降時に痛みが強い場合は、外側広筋や腸脛靭帯などの腿の外側にある筋肉の柔軟性を出すか、もしくはサポーターなどでお皿の動きを制限する必要があるのだ。
そんな時に役に立つのが『ダブルニーラップ』である。
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※このサポーターの機能はこちらの記事にて詳しく解説しているので参考にしていただきたい。
階段昇降で膝が痛い人向け!お皿の動きを制限するサポーターの機能を詳しく解説します | 柔 YAWARA|岡崎市の肩こり・腰痛・膝痛専門整体

膝のサポーター『ダブルニーラップ』の着用方法

前述した通り、サポーターもしっかりと機能を理解し正しく着用していかないとその効果が発揮されない。
その為、『ダブルニーラップ』の着用方法を簡単に解説していく。
こちらのサポーターはフロントオープン型となっており着脱が行いやすい構造となっている。
そして、2重のベルトによってお皿の動きをしっかりと制限してくれる働きがある。
着用方法としてはまずはメインラップとサイドラップを外しいく。
そして下のメインラップから装着していこう。
お皿の下縁に沿うようにベルトを着けていく。
サポーター付け方1
次にお皿の上縁に沿うように上のメインラップを着用していく。
しっかりとお皿にフィットするように着用しよう。
サポーター付け方2
そしてお皿の下縁に沿うようにサイドラップを着けていく。
サポーター付け方3
最後にお皿の上縁に沿うようにサイドラップを取り付けよう。
サポーター付け方4
ポイントはお皿周りをしっかり確認して、しっかり動きを制限する様に着用していただくことだ。
そして曲げ伸ばしをしてきつすぎたりゆるすぎたりしないかをチェックしていこう。

まとめ

今回は膝のサポーター『ダブル二ーラップ』の着用方法を解説した。

POINT
・階段昇降時の膝の痛みはお皿周りのトラブルが殆どだ。
・お皿を制限するサポーターが階段昇降時の痛み軽減に役に立つ。
・サポーターの機能と効果をしっかり確認して正しく着用していくことが大切である。

膝のサポーターには色々な種類があるが、それぞれの効果や機能をしっかりと理解しないといけない。
それだけでなく、自分の膝の痛みがどのような原因で生じているのか?という問題点を明確にしていかないといけない。
膝の問題点にあったサポーターを正しく着用していくことが非常に大事である。
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