身体の痛みを和らげたい時にはストレッチを行うな!

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理学療法士の知識・信念

『ストレッチ』とGoogleで検索すると約 258,000,000 件ヒットする。
肩甲骨を剥がす『ストレッチ』
股関節を柔らかくする『ストレッチ』
腰を柔らかくする『ストレッチ』
それほど『ストレッチ』は世の中に深く浸透している。
身体に痛みがある時に『ストレッチ』を行われている証拠だ。


しかし、本当にストレッチには効果があるのだろうか?
そこで皆様にお聞きする。
何秒『ストレッチ』を行うのが効果的ですか?
10秒?
30秒?
それとも
1分?
Googleで検索しても、どの医学的な文献を読んでも、統一した事が書いていない。
なぜだろうか?
ここまで統一した見解が無いということは、今まで常識として身体のには『ストレッチ』という考え方が間違いなのではないだろうか?


時代に逆行した意見だが、断言する。
『ストレッチ』は行ってはいけない。
これからその3つの理由を紹介する。

そもそも『ストレッチ』とは?

スポーツや医療の分野においてストレッチ(英: stretching)とは、 体のある筋肉を良好な状態にする目的でその筋肉を引っ張って伸ばすことをいう。

出典:Wikipedia
腕や足を動かしてみて、①自然に動きが止まるところがある。
さらに、そこから②動かしていくと筋肉が伸ばされた感じになる
この②の部分が一般的に『ストレッチ』と言われているものだ。

皆様が知らないストレッチをやっては行けない理由がコレだ!

①ストレッチで筋肉に傷がつく!
②ストレッチして良くなる物質がない!
③人が動く時、そもそもストレッチしていない!

この3つについて詳しく説明する。

ストレッチで筋肉に傷がつく!

ストレッチはだめ!
私がまだ病院勤務の時の話だ。
昔の私は『ストレッチ』を盲信していました。
痛みが出ない程度に、つっぱり感やハリ感を出すいわゆる『ストレッチ』が得意だった。
何かに取り憑かれたかのごとく筋肉が伸びれば、良くなると信じていた。


しかし、ある出来事がきっかけで間違いであると気づいたのだ。
それは膝を骨折された患者様のリハビリを担当した時の事だ。
リハビリをして1~2ヶ月経ち、順調よく回復していました。
そんなある日、患者様が「痛みなく正座をしたい」とおっしゃったのだ。
ちょうど、あと少し膝が曲がれば正座が出来るぐらいの時期だった。


当時の私は『ストレッチ』をすれば膝は曲がるようになる!
そうなれば「正座」が出来る!と考えていた。
その為、その患者様に一生懸命膝の『ストレッチ』を行っていた。
もちろん痛くない程度に、程よくつっぱり感が感じる程度の『ストレッチ』を。


その結果、どうなったと思いますか?
『ストレッチ』直後、正座が出来るようになったのだ!
その当時の私は自分の考えが正しかったと浮かれた。
しかし、患者様はすぐにこう訴えらた。
「正座は出来るようになるんだけど、膝が突っ張って痛い」。
それに加え、ストレッチ直後は曲がるようになっていた膝はものの5分でリハビリに来られた時よりも曲がらなくなったのだ。
1週間経っても...
2週間たっても...
1ヵ月経っても...
同じ現象が起き続けてた。
そして1ヶ月半がたったある日、あまりにも改善がみられないので『ストレッチ』をやめたのだ。
膝を曲げるのをただ自然に動きが止まるところまでにしてみたのだ。
するとどうだろうか?
その方がスムーズに正座ができ、つっぱり感も無いというのだ!
しかも、毎回5分後には膝の曲がりが悪くなっていたのが、その時はその現象も起きなかった。
なぜだろうか?
どうして膝をかるく曲げただけの方が今までよりも良い結果を得られたのか。
後々勉強を進めていくうちに分かったことがある。
それは『ストレッチ』を行うと筋肉や周りの組織に小さな損傷が生じ、修復する過程で硬くなってしまうのだ。
つまり、『ストレッチ』をして得られるつっぱり感やハリ感は『痛みの一種』であり、身体の警告サインだったのだ。
それを知らずに自分の『ストレッチ』で患者様を悪くしていたのだ…
何もしなければそのまま回復し正座が出来ていたのに...
自分がそれを邪魔していたと考えるとやるせない...
今思えば、その方に大変申し訳無い事をしてしまった。

ストレッチして良くなる物質がない!

皆様にお聞きしたい。
引っ張ったり、伸ばしたりする事で改善される物はあるだろうか?


紙をひっぱれば(伸ばせば)、もちろん破れる。
ゴムを引っ張れば伸びるが、伸ばし続ければもちろんちぎれてしまう。
お気づきだろうか?
物質はひっぱたり、伸ばしたりすれば壊れてしまうのだ。
人も例外ではない。
『ストレッチ』をすれば、筋肉や周りの組織に微細な損傷が生じる。


なぜ『ストレッチ』で身体の痛みが良くなると言えるのか?
医学的な筋肉の知識として「1b抑制」(筋肉が持続的な伸張が加わるとその筋肉を抑制させる反射の事)というものがある。
しかし、これは伸ばされすぎて組織の損傷を防ぐための人間の防御反応なのではないだろうか?

人が動く時、そもそもストレッチしていない!

関節を正しく動かす
以前お世話になっている工務店の方にトイレのドアを直していただいた事がある。
それまでは地面にすれて、動かすのが『重く・硬い』感じだった。
それが工務店の方にドアの蝶番を少し修正していただいたら、たちまちに『軽く・柔らかく』動くようになったのだ。


人間には腕や足を動かすための『関節』がたくさんあり、この『関節』は1つ1つがとても繊細な動きをしている。
人間で言うと『関節』が、「ドアの蝶番」に相当する。
もし前に開くドアを、下に向かって押し続けたらどうなるだろうか?
床は傷つき、終いにはドアが壊れてしまうはずだ。
『ストレッチ』はこれと同じだ!
ストレッチというのは関節が本来動く範囲を無視して動かすことにより伸びた感じを出す。
その行為が、ドアと同じように身体の組織を壊わしてしまうのだ。
『ストレッチ』をした時の『ハリ感』や『のびた感じ』身体が傷つくので辞めてほしいというサインなのだ。
だから、どこを見渡してもストレッチしながら歩いている人なんかいないのだ。
ストレッチをしても中々お身体のトラブルが改善されない方は是非当店の施術を!
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まとめ

『ストレッチ』を行ってはいけない3つの理由を紹介した。
ポイントがこちら

・ストレッチにより筋肉や組織に微細な損傷が生じる。
・どの物質も伸ばすことにより『破壊』が生じる。
・ストレッチは人間の関節の動きを考慮していない。

時代に逆行して私はこう皆様に訴える!
ストレッチをするな!
では、どのように身体を治せば良いのか?
その鍵は『人間の関節の動きに考慮する』ことだ。
訂正:2018/02/05

長尾 龍男
この記事を書いた人 : 長尾 龍男

愛知県岡崎市在住。整体院柔YAWARAを設立した理学療法士。柔YAWARAにて関節のトラブル由来の肩こりや腰痛、膝の痛みのケアを提供しております。その傍、「理学療法士」として整形外科で培った知識を活かして、『障害の原因』や『予防方法』『身体のメンテナス・ケアのやり方』をこちらのメディアにてご紹介しております。僕の想いはただ一つ。【僕の技術によって皆様の「お身体」のトラブルが改善し、より良い状態になっていただく事。】 ※より詳しいプロフィールや僕の想いは運営者情報もご覧ください。

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