寝て起きると背中と首が痛い!その原因と改善法とは?

投稿日:2017年11月17日 更新日:

背中の痛み

寝て起きると腰痛や、首の痛みや肩甲骨、背中の痛みを訴える方が多いようだ。

寝具がいけないのか?

はたまた自分の身体にトラブルが出ているのか?

30代を過ぎるとそのような不安をお持ちの方が多い。

今回は寝起きの首の痛みや肩甲骨・背中の痛みに着目して、その原因と改善法について説明していく。

※記事を読む時間が取れない肩には以下の動画もオススメ。 動画の中では寝起きの背中や肩甲骨の痛みを解消するエクササイズを柔YAWARAが解説しております。YouTubeでは柔YAWARAによく寄せられるお身体のトラブルについて、それを解消するためのエクササイズを定期的に紹介しておりますので、是非チャンネル登録もよろしくお願いします。

首や背中に痛みが出る原因

寝起きに関わらず、首や肩甲骨、背中に痛みが生じる原因は背中の関節のトラブルであることが多い。

肋骨の関節

参考文献
ネッター解剖学アトラス(原書第4版) 著書 Frank H.Netter 訳者 相磯貞和 発行所 エルビア・ジャパン株式会社 発行元 株式会社南江堂 図185

デスクワークや長時間じっとしているなどによって、身体が動かなくなると背中の関節にトラブルが生じ痛みが出してしまう。

動かなくなると痛みが出やすい場所

寝起きに首や背中に痛みが出る要因

前述で説明した通り、首や背中の関節が動かなくなることで辛い痛みが出てしまう。

これは身体の構造的な問題によるものである。

寝起きの場合はこれに加えて環境的な問題も伴ってくる。

その要因としては、以下の3つが挙げられる。

3つの原因

① 寝返りがうてない。

② 片方ばかり向いて寝ている。

③睡眠不足

要因① 寝返りがうてないと首や背中に痛みが出る

このような環境に陥っていないだろうか?

寝起きの腰痛の原因を解き明かそう!でも書いたように寝具の不具合によって、首や肩甲骨に負担をかけているかもしれない。

ベッドが狭すぎる

ベッドが狭すぎると寝返りが十分にうてない。

ベッドが狭い

枕が高すぎる

仰向けでも横向きになっても枕が高すぎると寝返りがうてなくなる。

枕が高すぎる

枕が高すぎる2

枕が低すぎる

これも首と背中が固まってしまう要因だ。

枕が低すぎる

要因② 片方ばかり向いて寝てしまっていると首や背中に痛みが出る

上記の環境にある人は、大抵片方ばかりを向いて寝ていることが多い。

一度考えてみてほしい。人と話しながら10分歩いているのと、直立不動で10分間、人の話を聞く場合ではどちらが辛いだろうか?

直立不動で人の話を聞く方がはるかに辛いはずだ。

なんども言うが人間は固まっている状態に非常に弱い生き物である。

その為、横向きまま不動になってしまうと下の写真の場所に負担がかかり、首や肩甲骨周辺に痛みが出てしまうのだ。

ここに負担がかかる1

要因③ 睡眠不足によって首や背中に痛みが出る

人は睡眠によって、体と脳をやすめている。睡眠が取れないことは人にとってストレスなのである。

ストレスは交感神経を活発にさせてしまう。

怒っている人(交感神経が超活性化している人)がいい例だ。

必ずイカリ肩になっているはずだ。

そうなってしまえば、肩も背中も固まってしまう。

結果、寝起きに痛みが出てしまうのだ。

また交感神経による刺激によって痛みの感受性も増大してしまうこともある。

寝る前と寝起きに行いたい改善体操

寝起きの首や肩甲骨に痛みが出る人にとって、環境を整えることも大切である。

しかし寝る前に身体が動く状態で入眠する事も大事な要因である。

特に首や肩甲骨、背中周りが動くようなエクササイズを寝る前と起床時に行うのがオススメである!

首を回す体操

方法
・首を左右に大きく回そう!
・左右10回を目安に行おう!

首まわし

肩回しの体操

方法
・肩を前後に大きく回そう!
・身体の中心から回すようにしよう!
・前後10回を目安に行おう!

肩回し

身体の回旋体操

方法
・片方の手は床に、もう片方の手は頭に置こう!
・身体を捻りながら肘を脇のしたへ持っていこう!
・身体を開きながら、肘を天井の方へむけよう!
・左右10回を目安に行おう!

背中回旋体操

上記の体操を行っても寝起きの痛みが改善されない方は是非一度当店の施術を!
予約システムからのご予約なら一切手間は不要!さらに初検料1000円割引キャンペーン実施中!

その他、寝起きの首や背中の痛みを解消するために行ったほうが良いこと

その他にやるべきこと

・寝具は寝返りがしやすいものに買い換える。

・十分な睡眠で睡眠不足にならないようにする。

・ウォーキングやランニングなどの全身運動や有酸素運動でストレスを解消する。

※もし寝起きの背中の痛みだけでなく、常に肩甲骨の内側に痛みがあるようでしたらこちらの記事もオススメです。肩甲骨周りの痛みの原因と解消法を詳しくご説明しておりますのでぜひご参考にしてください。

背中の痛みアイキャッチ
30代に多い!「肩甲骨の内側が痛いんだよね」の原因を理学療法士が解説します。

多くの人が首こりや肩こり、背中の痛みでで悩んでいる。 そして、「たまに肩甲骨の内側がピンポイントで痛くなるのはなぜだろう ...

続きを見る

参考にした文献

以下の文献を参考にしました。

いずれにしろ連続した静止荷重による時間的な摩擦変化は荷重時間によって漸増し、良好な潤滑機構を維持できるのはせいぜい数分である。一定時間静止姿勢後や朝起きたばかりの初動が動きにくく、重たく感じたりするのはこのためである。寝ている時の寝返りや長時間の立位姿勢時に左右下肢へ重心を反復移動させるなど軽微な関節運動は、こういった潤滑の完全消失を防いでくれる。

引用
関節内運動学 4D-CTで解き明かす 著者 片岡寿雄 発行所 株式会社南江堂 P15 l7-15

上記の文献の内容を参考に一般の方でもわかりやすいように寝起きの背中や首の痛みに関する情報をまとめました。

まとめ

今回、寝起きの首と肩甲骨、背中が痛くなる原因と改善法をお伝えした。

POINT

・寝起きの首と肩甲骨、背中の痛みの要因は①寝返りがうてない。②片方ばかり向いて寝てしまっている。③睡眠不足の3つがあげられる。

・改善法としては、①寝返りがうちやすい環境にする。②身体が動く状態で眠るようにすることである。

寝起きの首や肩甲骨、背中の痛みは多くの人が抱えてる。しかし、対処次第ではその痛みは殆どの場合が改善してくる。まずはじめに「体操を行ってから寝むりにつく」ということから始めて習慣化していただきたい。

訂正:2019/03/19

長尾 龍男
この記事を書いた人 : 長尾 龍男

愛知県岡崎市在住。整体院柔YAWARAを設立した理学療法士。柔YAWARAにて関節のトラブル由来の肩こりや腰痛、膝の痛みのケアを提供しております。その傍、「理学療法士」として整形外科で培った知識を活かして、『障害の原因』や『予防方法』『身体のメンテナス・ケアのやり方』をこちらのメディアにてご紹介しております。僕の想いはただ一つ。【僕の技術によって皆様の「お身体」のトラブルが改善し、より良い状態になっていただく事。】 ※より詳しいプロフィールや僕の想いは運営者情報もご覧ください。

Copyright© 健康増進メディア『柔 YAWARA』|愛知県岡崎市で理学療法士が立ち上げた整体院が運営するメディア , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.