こちらのサイトでは主に「肩こり」や「腰痛」「その他の筋肉や関節のトラブル」でお悩みの方向けに理学療法士の知識を活かしてその改善方法や対処法に関する情報を提供しております。
このサイトを開いて早2年が経とう記事数も250前後になりました。最近では初心に戻り、なるべく毎日色々な事を(もちろん健康に関する情報をメインに)綴っていこうと尽力しています。
ふと思い返すとこのサイトをなぜ立ち上げたのか?今一度初心に戻ってみようではないかと思いました。その為今回は少しテイストを変えて、なぜ記事を書き続けているのか?なぜ動画をやり始めたのか?について綴っていきます。
健康に関する記事を読まれている人には退屈な記事かもしれませんが、僕のような職種の人の役に立てれば幸いです。
サイトを立ち上げて2年が経ちました
前述したようにこのサイトを立ち上げてから、既に2年が経ちました。店舗を営業しながら、その合間に記事を書いてという作業を2年間も続けているなんて自分でも信じられないです。このブログを立ち上げる前に無料の地域ブログを1年間やっていたので、記事を書き続けてから3年は経っています。
このような皆様の目に触れるような記事を書くのは、はじめもの凄く抵抗がありました。実際文章を書くという作業は非常に苦手で初めて書いた記事は酷いものでした。
トライ&エラーと言いますが、何事にも挑戦しないといけないというのは自営業を始めてから肌に感じております。苦手な事でも実は「食わず嫌い」みたいな場合もあります。この記事を書くという作業を通して、「どのようにすれば読んでもらえるのか?」「どのように伝えれば分かりやすいのか?」を追求するようになりました。それが実際の仕事の中でも、お客様にどのように言えば伝わるのかというトレーニングになっていました。
ブログを開設した理由
肩こりや腰痛などをはじめとした『関節』や『筋肉』のトラブルで苦しまれている方は非常に多いです。それは間違いなく文明が発達して便利になり、人間が身体を動かさなくなった事(運動量の低下)による副産物と考えて良いです。病院で勤めている時、多くの方がその副産物に対して悩んで原因や対処法を知りたがっていると感じました。そのような方々により理学療法士の知識を活かして、『関節』や『筋肉』のトラブルに関する情報をより分かりやすくお伝えしていきたいという思いがあったからこそ、このサイトの前身である地域ブログを立ち上げたのが始まりでした。
地域ブログを運営しながらこの岡崎市という地域に向けて健康に関する情報を発信していましたが、いつの頃からかより多くの人に情報を発信していきたいという気持ちが強くなりました。意を決して地域ブログを辞め、WordPressという媒体に乗り換えることにしました。
小難しい内容を書かずに医療に関係ない一般の方でも分かりやすい記事を書く事がポリシー
正直病院とかで勤めていると医療用語が飛び交い当事者達は理解しているのでそれが当たり前になっています。ですが患者様をはじめとした一般の方々にとってはその言葉は理解のできない暗号となってしまうんですよね。
例えば、
肩鎖関節が痛んでいるので、今の状態じゃ肩は外転180°までいきません。ましてや結帯動作も難しいのので無理して身体を洗うのはやめてください。
などの様に文字でおこしても理解するのが難しいです。
医療従事者向けに書くサイトならまだしも、このサイトは一般の方に向けて情報を発信するサイトなのでこの様な専門的な小難しい用語は使わないように心がけております。
はっきり言って伝わらなければ意味がありませんからね。
分かりやすい用語で書くように心がけているので、信頼性が薄いと感じてしまう方もいるかもしれませんが、そこはしっかりエビデンスを基に(一部自分の臨床での経験を踏まえていますが)綴っています。
もしかしたら、この書き方はGoogleさんにとっては評価に値しないかもしれません。もちろんGoogleさんに評価されて、上位検索に入れば多くの方の目にとまるのでありがたいと思います。しかし、それではGoogleさんのために記事を書くことになります。
「誰のために書いているのか?」と今一度考えると、やはり専門用語がわからない「関節」や「筋肉にトラブル」をおこしている方々のためなのです。
このサイトを訪れた人が理解できる記事でないと意味が無いのです。専門用語を並べて、困っている人がより考え込んでしまうような記事の書き方ではダメなんだと思います。伝わらなければ、どれだけ信頼性がある記事でも良くありませんからね。それがこのサイトを運営する上での「信念」となっています。
多くの方により理解してもらうための工夫に
最近では動画を記事に取り入れるようにしました。なぜなら、やはり文字よりも自分の声で伝えた方がわかりやすいと思ったからです。文字だけではやはりニュアンスの問題で伝わりづらい部分も出てきますが、その部分は動画でカバー出来るようになりました。
この動画も中々曲者で、最初は自分で自分を撮影するのが難しかったです。やはり恥ずかしいという感情が真っ先に出てしまい…
それに加え、おしゃべり上手で無い私にとっては苦痛の何者でもありませんでした。(おしゃべり上手の方ならなんら問題は無いと思います)
経った3分の動画を撮るのに3時間かかるというぐらいでしたからね。ですが、今現在でもやはり5、6分の動画を撮影するだけでも1時間前後はかかってしまいます。そこらへんは、まだまだ改善の余地がありますね。
なにはともあれこの動画という武器が加わった事によって、『専門用語がわからない「関節」や「筋肉にトラブル」をおこしている方々のために』『分かりやすい記事作り』というこのサイトの信念がより強化されたと思います。
終わりに
よくお客様に「惜しみなく記事に情報を書いてあるけど商売になるの?」と言われます。ですが実際自分が公開している情報は保有している知識の氷山の一角のようなもので、惜しみなく書いてもなんら問題はありません。
ここに書いてある情報が私の全てでしたら、それはプロフェッショナルとして失格ですからね。
例え公開している情報が自分にとっての氷山の一角だとしても、やはり一般の方から見たら惜しみなく情報を出しているように見えるようです。適当な情報を公開するのは良くありませんが、自分にとって些細な情報でも必要としている人がいるのならどんどん出していくべきではないでしょうか?
それが信念のある仕事に結びついていくはずです。