この記事で分かること
- 膝裏痛へのマッサージは神経を傷つけてしまう理由
- 強いマッサージが筋肉を傷つけてしまう理由
- ストレッチが筋肉を傷つけてしまう理由
皆様は膝裏が痛い時、どのように対処していますか?
多くの方が、マッサージやストレッチを行っていることが多いと思います。
ですが、その行為が実は膝裏痛をより悪化させている場合があります。
今回の記事では膝裏痛を悪化させてしまう3つの間違いについて詳しく解説していきます。
※読む時間が取れない方は動画をご覧ください。長野市のSeitai Zen繕が膝裏痛を悪化させてしまう3つの行動について詳しく解説しておりますので是非ご視聴ください。またチャンネル登録もよろしくお願いいたします。
膝裏痛を悪化させてしまう間違い①:膝裏を押すマッサージ
膝裏痛を悪化させてしまう間違いの1つ目が必要以上に膝裏をおすマッサージです。
実は膝裏を必要以上に押してしまうと、膝裏痛を悪化させてしまう原因となる場合があります。
理由としては神経や血管を傷つけてしまうからです。
まず膝の構造をご覧下さい。
膝の裏側にはハムストリングスと呼ばれる筋肉や腓腹筋(赤)、膝窩筋(青)などがございます。
筋肉以外にも(画像)神経(黄色)や血管(赤)も存在しているんです。
神経や血管は非常にデリケートで大切な場所です。
分厚い筋肉の下でかつ触りづらい膝裏に存在しているのはそれらを守るためです。
つまり、膝の裏は非常にデリケートな部分でかつ本来はあまり触れられてほしくない場所になります。
最近よく見かけるのが膝裏のリンパが詰まっているから膝裏を強く押していこうというものです。
ですが、膝裏を強く押すということは一つまちがえてしまうと非常に危険な行為となってしまいます。
なぜなら、先ほどお伝えしたように人にとって重要な器官である神経や血管が密集している部分を押すという行為になるからです。
神経や血管を強く押したらどうなるでしょうか?
傷ついてしまう場合があります。
つまり、膝裏が痛いからといって、膝裏を強くマッサージしよう!という考え方は非常に危険なんです。
では、もし膝裏に痛みがでた場合、どうしたら良いのでしょうか?
まずは膝裏のどこが原因で膝裏痛が起きているのか?を探っていかなければなりません。
膝裏痛の原因には
- 腫れによるもの
- 膝の筋肉の影響によるもの
- 腫瘍によるもの
などがあります。
何が原因で膝裏痛が起きているのか?を特定していない状態で、膝裏にマッサージをしてしまうと逆に膝裏の痛みを悪化させてしまうことが多いです。
そのため、膝裏が痛いからと言って、必要以上に膝裏を押すマッサージは行わないようにしましょう。
※膝裏の痛みの原因を調べるためのテスト方法は以前こちらの記事にて詳しく解説しておりますのでぜひご参考にしてください。
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膝裏痛を悪化させてしまう間違い②:筋肉への強いマッサージ
膝裏痛を悪化させてしまう間違いの2つ目が強いマッサージです。
ひざ裏痛の原因として、腓腹筋や膝窩筋の硬さがあります。
腓腹筋や膝窩筋が硬くなってしまうことによって、膝を曲げる時に膝裏の痛みを引き起こすことがあります。
そのため、腓腹筋や膝窩筋を柔らかくすることが非常に大切です。
また柔らかくするためにマッサージを用いる方が多いです。
しかし、マッサージで膝裏痛を悪化させてしまう場合があります。
それが筋肉に対して強いマッサージをしてしまうことです。
なぜ強いマッサージがいけないのでしょうか?
例えば、鳥の胸肉を親指で強く押すとどうなるのかを考えていただけるとわかりやすいです。
胸肉が潰れてしまいますよね?
これは鶏肉だけの話ではありません。
実際に人の筋肉を強く押してしまえば、筋肉が傷つく原因となるんです。
それだけでなく、先ほど解説した通り、ひざ裏に対して強いマッサージをすると、神経や血管までも傷つけてしまうリスクがあります。
そのため、ひざ裏痛に対する強いマッサージは非常に危険ので行わない方が賢明です。
※膝裏痛に対するマッサージ方法に関しては以前こちらの記事にて詳しく解説しておりますので是非ご参考にしてください。
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膝裏痛を悪化させてしまう間違い③:強引なストレッチ
膝裏痛を悪化させてしまう間違いの3つ目が強引なストレッチです。
硬くなっている筋肉を柔らかくするために、マッサージと同じぐらい行われているのがストレッチです。
しかし、このストレッチというのはマッサージ以上に危険な側面があります。
ストレッチというのは、英語で引っ張る・引き延ばすという意味です。
簡単に説明すると人間も地球上に存在している物質です。
紙と同じ物質だと考えてください。
物質を引っ張るということは破壊が起きてしまうんです。
破れてしまうことは人間でも同じことが言えるんです。
ストレッチで筋肉を伸ばそうとするとつっぱる感じが出ます。
筋肉が突っ張っているのは「筋肉が傷つきますよ」という体からの警告になります。
さらにストレッチを行うと、筋肉に傷がついてしまいます。
ここで膝裏痛を引き起こす原因をおさらいしていきましょう。
膝裏痛を引き起こす原因には「腫れ」や「筋肉」の硬さなどがあります。
そもそも膝の腫れというのは膝の内部に傷があることで生じてしまいます。
傷がある膝に対してストレッチをすれば、より膝内部の傷が広がってしまいはれがひどくなります。
また筋肉が硬くなる原因は膝の傷を守ろうとして防御的に硬くしている場合がほとんどです。
それに対してストレッチを行えば、筋肉が傷つくだけでなく、より守ろうとして硬くなるのは言うまでもありません。
そのため、膝裏痛が出ている時に強引にストレッチを行うことは膝裏痛を悪化させる原因となるのでやめた方が賢明です。
※マッサージやストレッチを行わず、低リスクで効果的な膝裏痛を解消する方法はこちらの記事にて詳しく解説しておりますのでぜひご覧下さい。
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膝の裏の痛みの原因には、実は「体重」も関係しております。
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何がオススメかと言いますと、
まずオンライン型パーソナルジムのため、自宅にいてもトレーナーさんとトレーニングができる点です。
1人では頑張れない!という人には非常におすすめです。
また独自の遺伝子検査を行っているそうです。
そのことにより「何を食べると太りやすいか?」を調べてくれます。
そして、筋肉繊維タイプも分析してくれるようです。
筋肉繊維が分かれば、どのようなトレーニングで効率的に筋肉をつけられるのか?がわかります。
これらの検査によって、お客様にあった「食事管理」と「トレーニング指導」をご自宅で受ける事ができるそうです。
しかも指導してくださるのが、元RIZAPを中心としたパーソナルトレーナーの方々です。
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まとめ
今回は膝裏痛を悪化させてしまう3つの間違いについてまとめました。
まとめ
- 必要以上の膝裏へのマッサージは神経や血管を傷つけて膝裏痛を悪化させる
- 筋肉への強いマッサージは筋肉を傷つけて膝裏痛を悪化させる
- 強引なストレッチは筋肉を傷つけて悪化させる
良かれと思って行っていた行動が実は膝裏にある神経や血管、筋肉を傷つけてしまっています。
特に強いマッサージやストレッチをやり過ぎてしまうと、逆に膝裏痛を悪化させてしまうことがあるので行わないようにしましょう。