確固たる信念を持とう。

投稿日:2017年11月21日 更新日:

理学療法士の知識・信念





物にしろ、ブログにしろ、良いものには必ずしも信念が宿っていると思う。


それが僕の考えだ。



当店にも勉強に来る子がいる。



あまりにも受け身すぎるので一旦は辞めていた。


でも、時が経ち自発的に教えてほしいと言ってきたのでまた再開することに。






僕は決まって質問する。


『なにに困っているの?』




そしたら「患者様があまり良くならないから、もう少し治療手技をどうにかしたいんです。」と答えてくる。






ありがちだ。






「患者様を治療したい」という信念は持っている。


でも、そのベクトルが自分自身に向いている。




自分の手技が良くなる=患者様が良くなる


と考えている。






それではダメなんだ。






技術はもちろん大切だ。




でも、患者様への配慮がない。




患者様を物としてみている。


患者様を病名で見ている。


病院で働いている人にありがちなやつだ。






「自分の技術が良くなれば、患者様が良くなる」という考え方は独りよがりのただのエゴだ。






患者様は何かの悩みがあって病院へ行く。




それが腰や膝のトラブルだったりする。




それに病名がつけられ、リハビリをする。


その病名に対してベクトルを向けちゃダメでしょ。






向けるべきは患者様じゃないの?






それが患者様の治療になるんだから。






手技はあくまでも治療の一つの武器だ。


武器が弱くても、やり方次第では結果が変わってくるんだ。






それが患者様へ治療になり、あなたの信念になるんだ。





自分自身について考えた



そんな偉そうなことを言って、自分自身について考えてみた。




つい最近、店舗を一つ増やす方向で動いていた。


やってくれる人とお店を見てきて、あとはやるかどうかだけを決めるだけだった。








が、しかし








やる人の嫁さんの反対で、結局やらない方向になってしまった。






チャンスは後ろ髪がないと言うけれど、見事に店舗を増やすというチャンスが走り去ってしまった。






そんな出来事があったのだ。





よく考えてみよう。



僕に信念はあったのだろうか?


そもそもそれは信念であったのだろうか?


ここ岡崎市周辺で「一人一人に真摯に向き合って、健康を広めていく」という信念をやってくれる人と共有出来ていたのだろうか。




いや多分出来ていなかったと思う。


ただただ、店舗を増やしたい!という僕の欲求だけだったはずだ。




これでは、僕一人のエゴだ。




向けるべきベクトルはやってくれる人とその家族、地域住民の方々ではなかったのだろうか?






今年で30歳。


30歳だから仕方がないよ。




いや、それは違うよ。




10代だろうが20代だろうがそこに信念があれば、良いものができるんだ。




人だって協力してくれるんだ。






勉強に来る子のことを言えないな。






もっと信念を持とう。




そして、来年こそは必ず僕の信念を共有してくれる仲間とお店を広げよう。




地域の皆様の健康ために。






持とう!確固たる信念を





長尾 龍男
この記事を書いた人 : 長尾 龍男

長野県長野市在住。2015年8月愛知県岡崎市にて整体院「柔YAWARA」を設立。2021年6月に長野県長野市にて『Seitai Zen繕』を設立した理学療法士。Zen繕にて関節のトラブル由来の肩こりや腰痛、膝の痛みのケアを提供しております。その傍、「理学療法士」として整形外科で培った知識を活かして、『障害の原因』や『予防方法』『身体のメンテナス・ケアのやり方』をこちらのメディアにてご紹介しております。僕の想いはただ一つ。【僕の技術によって皆様の「お身体」のトラブルが改善し、より良い状態になっていただく事。】 ※より詳しいプロフィールや僕の想いは運営者情報もご覧ください。

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