日常生活で洗濯物を干しそうとして腰を反らすと腰痛が出てしまったり、顔を洗おうとして屈んだら腰に痛みが出てしまったりした経験はお持ちではないでしょう？。
腰を反らしたり、中腰になったり、身体を捻ったりした時に出る腰痛は腰椎の椎間関節（※腰骨の関節の意味）由来の『椎間関節性腰痛』と呼ばれる病気の可能性がある。
椎間関節性腰痛は腰のヘルニアになっている人やぎっくり腰になりやすい人に多く発症する。
今回は動作の時、特に腰を反らす時に顕著に症状が出る椎間関節性腰痛の原因や検査方法そして改善方法を理学療法士が動画にて解説したものをまとめたのでご紹介する。
椎間関節性腰痛の原因について
椎間関節性腰痛の原因は腰骨の構造的な問題にある。
腰骨は前屈や後屈の動きが非常に得意である。
しかし、過度に後屈をしたり、回旋の動作や側屈の動作は腰椎の椎間関節に傷がつきやすく、構造的に苦手な動作である。
特に野球やゴルフなどの回旋動作や重いものを持ち上げようとして腰を反らす事が多い人に発症しやすい。
また、『ピンポイントで片側の腰痛』というのも椎間関節性腰痛の特徴である。
※詳しくはこちらの動画にてご紹介しておりますので是非ご覧ください。動画の中では椎間関節性腰痛の原因や検査方法、改善方法を柔YAWARAが実演紹介しております。YouTubeでは柔YAWARAによく寄せられるお身体のトラブルについて、それを解消するためのエクササイズを定期的に紹介しておりますので、是非チャンネル登録もよろしくお願いします。
椎間関節性腰痛の検査方法について
前述した通り、椎間関節（腰骨の関節）は過度に反る動作や回旋動作・側屈動作に非常に弱い。
その為、そのような動作を行い腰椎の椎間関節にストレスをかけ、痛みを誘発させる事によって、椎間関節にトラブルが生じていないかを検査していく。
一番手っ取り早い検査方法としては、腰椎つまり腰骨の際を押して痛みが出ているかどうかをチェックする事だ。
椎間関節性腰痛になっている人は高確率で腰椎の際が痛くなっている方が多い。
詳しい椎間関節性腰痛の検査方法についてはこちらの動画からご覧ください。
椎間関節性腰痛の改善方法について
こちらの椎間関節性腰痛の改善方法に関する動画をご覧になられる前に、まずは検査方法をご覧ください。
検査をする事で原因が特定され、症状改善の為に下記でご紹介している改善方法のエクササイズが有効かどうかが分かるからだ。
椎間関節性腰痛の改善方法はこのような手順で行なっていこう！
- コルセットや腰痛ベルトによる固定
- 痛みが軽減してきたら、腰椎の動きを改善するエクササイズを行う。
まずは固定することによって炎症を抑え、固まった関節を体操やエクササイズで柔らかくしていく事が定石だ。
椎間関節にトラブルが生じているようでしたら下記の動画の体操やエクササイズが非常に有効である。
くれぐれも痛みがない範囲で行なって頂くのが改善までの最短ルートになるので覚えておこう！
上記の体操をやっても改善しない方は是非一度当店にて施術を！
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終わりに
今回は理学療法士による『椎間関節性腰痛』の原因〜検査方法そして改善方法について動画解説したものをまとめてご紹介した。
まず自分の症状がなんであるのかを知る事が非常に大切である。
そして、腰部を固定する。
ある程度痛みが落ち着いてきたら、腰椎の椎間関節を痛みがない範囲で動かしていく事が大切だ。
もしも腰痛になってしまったら、ご紹介した動画のような検査や改善方法を行なっていった方が賢明だ。
もちろん痛みが長い期間続くような場合は間違いなく医療機関への受診を行った方がよい。
自己完結させる事が一番いけない事なので注意しよう！
椎間関節性腰痛でお悩みの方にお役に立てれば幸いだ。