超わかる!変形性膝関節症の3大原因!最大の原因は加齢ではなく○○不足だ!

投稿日:2023年6月21日 更新日:

膝の痛み

この記事で分かること

  • 変形性膝関節症の3大原因が詳しく分かります
  • 変形性膝関節症で膝が痛い時の2つの対処法が分かります。

こんにちは!理学療法士の長尾です。今日は変形性膝関節症を引き起こしてhしまう3大原因について勉強していきましょう!

そもそも変形性膝関節症とは、文字通り膝が変形して痛みを出してしまう病気です。

多くの方がどうして変形性膝関節症になってしまうのかを知らないと思います。

ですが、変形性膝関節症になってしまう原因を知っておくだけで、膝の痛みの予防を行う事ができます。

また例え膝の痛みが出ていたとしても、原因さえ知っていれば、それを解決していくだけで膝の痛みの改善につながります。

そのため、変形性膝関節症の原因を知ることは非常に重要です。

結論からお伝えすると

変形性膝関節症になってしまう最大の原因は、運動不足によって「内側広筋」と呼ばれる膝の内側の筋肉が細くなってしまうからです。

なぜ内側広筋が細くなるのか?

その原因について詳しく解説していきますので是非最後までご覧ください。

【関連動画】変形性膝関節症➁超わかる3大原因

記事の内容はこちらの動画でも解説しておりますのでぜひご覧ください。

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変形性膝関節症の原因第1位:運動不足

まず変形性膝関節症を引き起こしてしまう原因の第1位が運動不足です。

この章が一番大切なのでまず先にお伝えしていきます。

そのまえに、変形性膝関節症は5つの重症度に分けることができます。

具体的には

グレード0:これは健康的なお膝の状態

グレード1:骨の変形が少し起きている状態

グレード2:骨の変形が顕著になって隙間が少し狭くなっている状態

グレード3:骨の変形がすすみ、関節の隙間がかなり狭くなっている状態

グレード4:これは膝の変形が進行しきってしまった状態になります。

※グレード3から顕著にO脚変形が起きてきます。

※グレード4では骨のすきまが無くなっているので、逆に痛みは発生しづらいと言われております。ですが、骨の隙間がないので関節が動かず、非常に生活が困難となってしまう状態です。

変形性膝関節症のグレード2まではO脚変形が起づらいです。

ですが、膝の内側には非常に痛みが出やすくなってしまいます。

このグレード2までは40歳~60歳までの幅広い年代に起こりやすいです。

その多くの原因が運動不足にあります。

なぜ運動不足が変形性膝関節症にかかわってくるのでしょうか?

その理由は「内側広筋」と呼ばれる膝の内側の筋肉が細くなってしまうからです。

内側広筋の役割は膝を伸ばしきることです。

実は膝が伸びていると構造上安定して、痛みが出づらいと言われております。

文献⑴ではこう書かれております。

変形性膝関節症のグレード2までの方の多くが、膝がしっかりと伸びていない。

その原因として、内側広筋が細くなっているから

変形性 膝 関節症 の発 症 と進行 の メカニ ズムに関す る研 究 ―形態学的,筋 電図学的検討― 

とのことです。

つまり、変形性膝関節症を発症してしまう最大の原因は内側広筋が細くなることで膝が伸びなくなるからです。

ここで、太ももの前には4つの筋肉があるのに「なぜ内側広筋だけが細くなるのか?」という疑問が出てきます。

実はそれにも理由があるんです。

内側広筋は他の太ももの前の筋肉よりも持久力に富んだ筋肉が多いからだと言われております。

筋肉の中には

  • 瞬発力のある筋肉
  • 持久力のある筋肉

の2つがあります。

特に持久力のある筋肉は瞬発力のある筋肉よりも細くなりやすいと言われております。

つまり、

  1. 運動不足になる
  2. 内側広筋が細くなる
  3. 膝が伸びない
  4. 膝に負担がかかる
  5. 膝に痛みが出る

以下繰り返し

という順番で変形性膝関節症が発症していくんです。

関連した文献は記事の最後に載せておきますのでご興味があればぜひご覧ください。

多くの方が、まず骨が変形してしまうから変形性膝関節症になってしまうと思っております。

ですが、実は運動不足という生活習慣の乱れによって、膝が伸びない状況を招き、変形性膝関節症を発症させてしまうのです。

あくまでも膝が伸びなくなってから骨が変形しだすので覚えておきましょう。

変形性膝関節症の原因第2位:加齢

次に変形性膝関節症を引き起こしてしまう原因の第2位が加齢です。

人間の膝は、年齢を重ねると膝の軟骨がつぶれやすくなってしまいます。

それに伴って、骨も変形していきます。

文献⑴でも、

変形性膝関節症になってしまう背景には「加齢」という生物学的因子が大きく関係しているとされています。

変形性 膝 関節症 の発 症 と進行 の メカニ ズムに関す る研 究 ―形態学的,筋 電図学的検討― 

ですが、こうも記載されております。

変形性膝関節症を発症させる引き金はまだ特定できていない。

けれども、膝に加わる物理的な刺激は間違いなく関与しているといった内容です。

つまり、加齢だけでは、変形性膝関節症を引き起こすわけではないという意味になります。

では、変形性膝関節症になる原因は何が関係してくるのでしょうか?

それは先ほど解説した、膝が伸びなくなることです。

実際に膝の筋肉を触って確認してみてください。

膝が伸びている状態で太ももの前を触ると筋肉は柔らかいことが分かります。

ですが、スクワットのような膝を曲げている状態では筋肉がガチガチになっていますよね?

これは膝が伸びないと負担がかかることを意味しています。

この膝が伸びない状態に加えて「加齢」という要素が加わると、変形性膝関節症が進行しやすいです。

なぜなら、加齢によって軟骨や骨が変形しやすい状態にも関わらず、膝が伸びていないことで膝に大きな負担が加わっているからです。

もし「加齢」が変形性膝関節症の最大の原因だったならば、ご高齢の方はみな変形して、膝が痛いはずです。

ですが、そうではありませんよね?

ご高齢の方でも膝が痛くない人もいます。

この方々の共通点としては、比較的「膝が伸びている」といった点です。

実際当店に来てくださるご高齢の方でも膝がしっかり伸びていれば、膝に痛みがでておりません。

逆に若くても、膝が伸びていない場合は高確率で膝に痛みを出しております。

これらのことから、「加齢」という要素だけで、変形性膝関節症を発症するわけではありません。

「加齢」に加えて、「膝が伸びない」という要素が加わることで、加速的に変形性膝関節症が進行していくようです。

そのため、膝が痛いのは歳をとっているから仕方がないという考えは捨てた方が賢明です。

※またなぜ変形性膝関節症になると膝に痛みがでるのか?をご存じでしょうか?本来関節には神経がありません。その為、膝に痛みが出ることがないんです。では、なぜ膝が痛くなるのか?その理由をこちらの記事にて詳しく書いておりますので是非ご参考にしてください。

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変形性膝関節症の原因第3位:体重増加

最後に変形性膝関節症を引き起こしてしまう原因の第3位が体重増加です。

良くこのようなお話を伺います。

  • 体重が増えたから膝が痛くなった
  • 体重が増えたから膝が変形してしまった

といった内容です。

確かに、体重が1㎏増加してしまうと膝にはその3倍の負担がかかると言われております。

そのため、体重の増加は膝への負担を増やすので、変形性膝関節症を招く原因の一つとなります。

ですが、体重が増えるだけでは変形性膝関節症を招く原因にはなりづらいです。

想像してみてください。

5kgの物を持つとします。

膝が伸びているときと膝が曲がっているとき、どちらが膝がつらいでしょうか?

もちろん、膝を曲げて5kgの物を持つ方がはるかにつらいですよね?

つまり、膝が伸びていれば多少体重が増えても膝に大きな負担がかかるわけではありません。

冒頭でも解説しましたが、膝が伸びていると、靭帯が骨をロックしてくれるので安定した状態にしてくれます。

つまり、膝がグラグラしなくなります。

ですが、膝を曲げていると、靭帯による骨のロックができなくなります。

そして、膝がグラグラするんです。

すると、筋肉を過剰に使うので膝に痛みが出やすくなります。

それだけでなく、過剰に硬くなった筋肉が骨を引っ張ることによって、骨の変形を招きやすくなります。

膝が曲がっている状態に加えて体重が増加してしまうと、より筋肉が頑張ってしまいます。

そして、加速的に変形が進行してしまうのです。

つまり、体重増加だけでなく、「膝が伸びない」という要素が加わることで変形性膝関節症を引き起こしてしまいます。

※変形性膝関節症でやってはいけない3つの事についてこちらの記事にて解説をしております。改善させるためにはまずはやってはいけない事を知ることが大切ですので是非ご参考にしてください。

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変形性膝関節症の対処方法①内側広筋を鍛える

では、変形性膝関節症で膝が痛いとき何をやったらよいのか?について簡単に解説していきます。

整形外科などで、変形性膝関節症と診断されたら、運動をして体重を減らしてください。と言われることが多いようです。

ですが、膝が痛い状態で運動なんてできませんよね?

つまり、一度変形性膝関節症で痛みが出てしまうと、運動で体重を減らすのはかなり困難になります。

では、どうしたらよいのでしょうか?

それは、膝を伸ばすために必要な「内側広筋」を鍛えていくことが最優先となります。

変形性膝関節症の方は、

  1. 膝が伸びない 
  2. 痛みが出る 
  3. 運動ができない 
  4. 体重が増える 
  5. 痛みが増強する

という負のループに陥っています。

それを断ち切るためにはまず膝を伸ばすことから始めていかなければいけないんです。

膝を伸ばすために必要な内側広筋の鍛え方は非常に簡単です。

膝の下にタオルをいれます。

そして、タオルをつぶすように膝をのばすだけです。

3秒押して、脱力する

を1日10回だけでよいので行っていただくと、内側広筋が太くなり、膝が伸びるようになってきます。

POINTとして、内側広筋をさわってしっかりと力が入っているかを確かめながら行ってください。

膝が伸びれば、負のループから抜け出すことができるのでぜひお試しください。

変形性膝関節症の対処方法②サポーター固定

変形性膝関節症で膝が痛いときの対処方法の2つ目が膝のサポーター固定を行うことです。

膝が痛いのに我慢して動いている方が多いです。

また筋肉がおちるからという理由で膝のサポーターを使いたがらない方がいらっしゃいます。

ですが、間違いなく膝のサポーターを使用した方がよろしいです。

なぜなら、痛みを我慢して動けば動くほど、膝の痛みは悪化していきます。

さらには、膝を使わなくなるので、膝の筋力がより落ちてしまうからです。

そうなる前に、膝のサポーターを使用して安静に保つことが大切となります。

先ほど解説した内側広筋も合わせて鍛えていくと、変形性膝関節症による膝の痛みが改善しやすくなります。

変形性膝関節症で膝が痛い方には、こちらの膝サポーターがおすすめとなります。

こちらのサポーターは膝の両側に柔らかいコイルバネがあります。

そのことによって、膝の横揺れを防いでくれます。

また、このベルクロやパテラキャップにより膝を安定させてくれます。

さらには、通気性が良い構造のため、長時間着用でき使い勝手が良いサポーターとなります。

膝のサポーターは、以下のリンクに詳しい内容を記載しておりますので膝の痛みがある方はぜひご覧ください。

理学療法士イチオシ!軽度な変形性膝関節症や膝の痛みにオススメの「膝サポーター」

理学療法士イチオシ!軽度な変形性膝関節症や膝の痛みにオススメの「膝サポーター」

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※また変形性膝関節症の原因として「体重」も関係しております。

体重を減らすためには、食事管理や運動が必要ですが、中々一人では行う事ができないと思います。そんな時はオンライン型パーソナルジムであるCLOUD GYM様のサービスがオススメです。

オンライン型パーソナルジムのため、自宅にいてもトレーナーさんと体重コントロールや筋力強化ができます。また独自の遺伝子検査により「何を食べると太りやすいか?」も調べてくれます。

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まとめ

今回は変形性膝関節症を引き起こしてしまう原因について詳しく解説しました。

POINT

変形性膝関節症を引き起こす原因は以下の3つとなります

  1. 運動不足
  2. 加齢
  3. 体重増加

変形性膝関節症を引き起こす最大の原因は「運動不足」により内側広筋が細くなってしまうからです。

内側広筋が細くなれば膝が伸びなくなります。

膝が伸びなければ、膝に負担がかかり変形を招いてしまいます。

また、「加齢」の要素が加われば骨や軟骨が変形しやすくなります。

さらに「体重増加」の要素も加わってしまうと、加速的に変形が進んでしまいます。

変形性膝関節症による膝の痛みを改善するためにも、まずは内側広筋を鍛えましょう。

そして膝のサポーターで固定して、膝を安静にさせることから始めることが非常に大切なので覚えておきましょう。

この記事で皆様の膝の痛みのお悩みが改善されれば幸いです!お大事になさってください。

参考文献

変形性 膝 関節症 の発 症 と進行 の メカニ ズムに関す る研 究 ―形態学的,筋 電図学的検討― 

長尾 龍男
この記事を書いた人 : 長尾 龍男

長野県長野市在住。2015年8月愛知県岡崎市にて整体院「柔YAWARA」を設立。2021年6月に長野県長野市にて『Seitai Zen繕』を設立した理学療法士。Zen繕にて関節のトラブル由来の肩こりや腰痛、膝の痛みのケアを提供しております。その傍、「理学療法士」として整形外科で培った知識を活かして、『障害の原因』や『予防方法』『身体のメンテナス・ケアのやり方』をこちらのメディアにてご紹介しております。僕の想いはただ一つ。【僕の技術によって皆様の「お身体」のトラブルが改善し、より良い状態になっていただく事。】 ※より詳しいプロフィールや僕の想いは運営者情報もご覧ください。

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