この記事で分かること
- 膝裏痛が起きやすい人の3つの特徴について分かります
- 膝裏痛が起きやすい人は膝だけでなく足首にもトラブルがあることが多いことが分かります
今回の記事では膝裏痛が起こりやすい人の3つの特徴を詳しく解説していきます。
この記事の結論としては、膝裏痛が起こりやすい人は「内側広筋」と呼ばれる膝の内側の筋肉が細くなっている場合が多いです。
その他2つ、膝裏痛が起こりやすい人の特徴を解説していきます。
また最後に具体的にどのように対処していけばいいのかを解説しておりますので是非最後までご拝読ください。
※長野市のSeitai Zen繕が動画内にて、膝裏痛が起きやすい人の特徴について詳しく解説しております。記事を読む時間が無い方はぜひ動画をご覧下さい。
また、当チャンネルではお身体のトラブルの原因や改善方法を解説した動画を配信しておりますのでぜひチャンネル登録をよろしくお願いいたします。
この記事の目次
膝裏痛が起きやすい人の特徴➀:内側広筋が細くなっている
膝裏痛が起こりやすい人の特徴の1つ目が内側広筋が細くなっていることです。
ではなぜ内側広筋が細くなると膝裏痛が起きてしまうのでしょうか?
実は内側広筋が細くなることで膝が伸びきらなくなってしまうからです。
膝が伸びきらなくなると膝が内側に入りやすくなります。
膝が内側に入るという事は大腿骨が内側へ脛骨が外側に捻じれてしまう状態になります。
この状態が膝裏痛を引き起こしてしまうんです。
膝裏痛を引き起こしてしまう原因として「膝窩筋」と「腓腹筋」があります。
膝窩筋は脛骨の内側から大腿骨の外側につく小さな筋肉です。
この膝窩筋は脛骨を内側にひねる働きがあります。
つまり、膝窩筋が活動すると脛骨が内側・大腿骨が外側に捻じれる関係になるんです。
ですが、膝が内側に入りやすくなるとその反対方向に捻じれてしまうので、膝窩筋が伸ばされてしまいます。
その事によって、膝裏痛を助長してしまいます。
また腓腹筋は踵から膝につく大きい筋肉となります。
特に腓腹筋の内側頭は膝が内側に入るのを防ぐ働きがあります。
つまり、膝が内側にはいってしまうとそれを止めようとして、腓腹筋の内側頭に負担がかかってしまいます。
そのことで膝裏痛を引き起こしてしまいます。
これらの事から、内側広筋が細くなってしまうと、膝が伸びきらなくなります。
膝が伸びきらなくなると、膝が内側に入りやすくなります。
そのことで、膝窩筋や腓腹筋に負担がかかり膝裏痛が起きてしまいます。
つまり、加齢によって内側広筋が細くなってしまうと膝裏痛が起きやすくなってしまうんです。
膝裏痛が起きやすい人の特徴➁:足首の捻挫後リハビリをしていない
膝裏痛が起こりやすい人の特徴の2つ目が足首の捻挫後リハビリをしていない人です。
なぜ足首の捻挫が膝裏痛に関係しているのでしょうか?
実は足首の捻挫後しっかりとリハビリをしていないと、足首が正常に動かなくなってしまうからです。
多くの方が捻挫をされても、固定や湿布をしておしまいにしてしまいます。
しかし、それが大きな落とし穴になります。
足首は構造上、ほぞの構造をしているので安定しております。
捻挫でケガをしても、骨が安定しているので気にならないという方が多いんです。
ですが、足首を捻挫してしまうと腫れがおきます。
この腫れは、傷ついた組織をくっつけるために出るものです。
ですが、腫れは傷ついた組織だけでなく、その他の筋肉や腱をくっつけてしまう場合があります。
特にうちくるぶしの後ろ側で筋肉をくっつけて、正常に動かなくしてしまいます。
具体的にはつま先がまっすぐ上がらず、外側へ向かいやすくなります。
つま先が外側へ向かうということは脛骨も外側へ捻じれやすくなります。
つまり、脛骨が外側へ、大腿骨が内側へ捻じれる関係になるんです。
これらの事から、足首の捻挫後に適切なリハビリをせずに足首が固まったままの人は、正常に足首が動かなくなります。
特につま先を上に挙げる時に外側へ向きやすい人は、脛骨も外側へ捻じれてしまうため、膝窩筋に負担を与えてしまいます。
その事によって、膝裏痛を引き起こす原因となります。
つまり、捻挫を頻繁にされて放置している方は膝裏痛を引き起こしやすくなるんです。
膝裏痛が起きやすい人の特徴➂:扁平足がある
膝裏痛が起こりやすい人の特徴の3つ目が扁平足がある方です。
この扁平足と膝裏痛がどう結びつくのか疑問に思われる方が非常に多いです。
実は扁平足が起きると膝が内側に入りやすくなってしまいます。
扁平足になるとこの模型の様に、つちふまずが潰れてしまいます。
それだけでなく、つま先が外へ向きやすくなります。
実際につま先を外へ向けてみて下さい。
非常に膝が内側に入りやすくなるのが分かると思います。
つまり、冒頭で説明したように膝が内側に入るのを「腓腹筋の内側頭」が止めようとして負担がかかります。
また脛骨も外側にねじれるため、膝窩筋にも負担がかかり、痛みがでやすくなります。
このことから、扁平足があると膝が内側に入りやすくなります。
そして、「腓腹筋」や「膝窩筋」に負担をかけ、膝裏痛を引き起こす原因となるんです。
具体的に膝裏痛をどうしたらよいのか?
では、具体的に膝裏痛が起きたときどのように対処したらよいのか?を解説していきます。
まず、膝裏痛が起きている時は、膝内部のどこかで傷がついている状態です。
それに伴って膝に腫れが出ている方が多いです。
この腫れが落ち着かなければ、先に進むことができません。
そのため、腫れが落ち着くまで膝のサポーターで固定していく事が大切です。
膝裏痛に効果的な膝のサポーターの詳細に関しては、こちらの記事にて記載しておりますので是非ご参考にしてください。
膝サポーター(軽度な変形性膝関節症・膝の痛み) 柔YAWARA|長野市の理学療法士によるサポーター販売サイト
立ち上がる時や階段をのぼるときに膝の痛みはないでしょうか? そんな膝の痛みは「軽度な変形性膝関節症」によるもの
また同時進行で、何が原因で痛みを出しているのか?を特定していく必要があります。
原因が分からなければ、適切な対処が取れないからです。
※膝裏痛の原因を特定するテスト方法はこちらの記事にて詳しく解説しておりますのでぜひご参考にしてください。
-
5つのテストで『膝裏痛』を検査!本当の原因を追及せよ!
しゃがむ時や日常生活の中で膝裏の痛みが気になる事はないだろうか? 年齢を重ねてきたことも関係してくる。 膝裏の痛みの原因 ...
そして、原因がわかったら、筋肉を柔らかくしていく。
また膝に負担をかけないようにトレーニングをしていく事が重要となります。
※筋肉を柔らかくする方法や筋トレ方法に関しては、下部の記事にて解説しておりますのでぜひご覧下さい。
-
たった3つの筋肉をほぐすだけで劇的に膝裏痛が変わる!マッサージのコツとは!?
膝裏痛が気になってはいるものの、何もせずに適当に触っていないだろうか? ただ適当に痛い部分を触っているだけではなく、膝裏 ...
-
最強かつシンプル!これが膝裏痛を解消するための筋トレ5選
膝裏痛を解消するためには、段階を踏んで治していかなければいけない。 順番としては 炎症を落ち着かせる 筋肉を柔らかくする ...
膝のトラブル解消のためにCLOUD GYM様のオンラインサービスが超オススメ!
膝の裏の痛みの原因には、実は「体重」も関係しております。
ですが、体重を減らそう!と思っても、なかなか1人では体重を減らすことは難しいですよね?
ましてや、膝も痛いのに。
そんな時にお役に立つサービスとしてオンライン型パーソナルジムであるCLOUD GYM様のサービスがオススメです。
何がオススメかと言いますと、
まずオンライン型パーソナルジムのため、自宅にいてもトレーナーさんとトレーニングができる点です。
1人では頑張れない!という人には非常におすすめです。
また独自の遺伝子検査を行っているそうです。
そのことにより「何を食べると太りやすいか?」を調べてくれます。
そして、筋肉繊維タイプも分析してくれるようです。
筋肉繊維が分かれば、どのようなトレーニングで効率的に筋肉をつけられるのか?がわかります。
これらの検査によって、お客様にあった「食事管理」と「トレーニング指導」をご自宅で受ける事ができるそうです。
しかも指導してくださるのが、元RIZAPを中心としたパーソナルトレーナーの方々です。
自宅にいながら、遺伝子検査や筋肉繊維タイプ分析をしてもらえ、さらにはトレーナーさんと相談しながら無理なく体重を減らしていける。
これがオンラインサービスの強みですね!
体重を減らして、膝のトラブルを始めとしたお身体の不調を改善したい方はこちらのリンクより「無料カウンセリング」を受けてみてはいかがでしょうか?



まとめ
今回の記事では膝裏痛が起きやすい人の3つの特徴について解説ししました。
POINT
- 膝裏痛を引き起こしやすい人の特徴➀:「内側広筋が細い」から
- 膝裏痛を引き起こしやすい人の特徴➁:「足首の捻挫後に十分なリハビリを行っていない」から
- 膝裏痛を引き起こしやすい人の特徴➂:「扁平足がある」から
内側広筋が細いと膝が伸びきらず、内側に入りやすくなります。
そのことで膝裏に負担をかけて痛みが出てしまいます。
また足首の捻挫後に十分なリハビリを行っていないと足首が正常に動きません。
そのことによってつま先が外へ向かいやすくなり、膝裏に負担をかけてしまいます。
そして扁平足がある方だと、扁平足の影響で膝が内側に入りやすくなり、膝裏痛を引き起こしやすくなります。
いずれの場合も、膝裏痛を改善するためには、まずどこに問題があるのか?を特定した上でサポーター固定や柔軟、筋トレを行っていった方が賢明なので覚えておきましょう。