膝の内側が痛い時のマッサージはもう古い!ただ力をいれて脱力するだけで筋肉は柔らかくなる

投稿日:2022年11月16日 更新日:

膝の痛み

この記事で分かること

  • 力を入れて脱力する柔軟方法のやり方
  • 力を入れて脱力する柔軟方法のメカニズム

今回は膝の内側の痛みを解消するために、ほぐさずに膝の筋肉を柔らかくする方法を解説していきます。

結論からお伝えすると、

膝の筋肉を柔らかくするためには、「力を入れてから脱力する」という方法を使います。

その方法を詳しくお伝えしていきます。

こちらの記事では

  1. 膝内側痛を解消するための膝の筋肉を柔らかくする5つの方法
  2. どうして筋肉に力をいれて脱力をすると柔らかくなるのか?

という順番で解説していきます。

マッサージよりも実は力を入れて脱力する方法の方が筋肉が柔らかくなりやすいです。詳しい方法について解説しておりますので是非最後までご覧ください。

関連動画:【膝の内側が痛い】時のマッサージはもう古い!?非常識な柔軟方法を解説

記事の内容はこちらの動画内でも解説しております。動画では5つの柔軟方法を解説しておりますのでぜひご覧ください。

※こちらのチャンネルではお身体のトラブルの原因や改善方法に関する動画を配信しております。ぜひチャンネル登録もよろしくお願いいたします。

膝内側痛を解消するための膝の筋肉を柔らかくする3つの方法

この章では膝の内側の痛みを解消する為の膝の筋肉を柔らかくする方法を3つご紹介していきます。

柔らかくする筋肉はこの5つの筋肉になります。

  • 外側広筋
  • 大腿筋膜張筋
  • 前脛骨筋

これらの筋肉をほぐすとお皿の悪い動きが改善されて、膝内側痛や膝の周囲の痛みが改善します。

詳しいメカニズムは次の章で解説しております。

まずは膝の筋肉を柔らかくする3つの方法をお伝えしていきます。

外側広筋の柔軟方法

1つ目は膝の外側にある外側広筋を柔らかくする方法です。

膝を軽く曲げた状態から膝を伸ばそうとしてください。

それに対して手で10秒間抵抗を加えます。

大腿筋膜張筋の柔軟方法

2つ目は大腿筋膜張筋を柔らかくしていく方法です。

立った状態で、つま先を内側に向けます。

その状態で斜め前へ足を持ち上げて下さい。

手で逆方向へ10秒間抵抗を加えてます

前脛骨筋の柔軟方法

最後にすねの筋肉である前脛骨筋を柔らかくします。

つま先を内側に向けた状態でつま先をあげます。

それに対して10秒間抵抗を加えます。

どうして筋肉に力をいれて脱力をすると柔らかくなるのか?

この章ではなぜ筋肉に力をいれて脱力を行うと筋肉がやわらかくなるのか?そのメカニズムについて簡単に解説します。

実は多くの方がされているマッサージやストレッチにはリスクがあります。

マッサージは筋肉を押しているので強くマッサージを行えば筋肉が傷ついてしまいます。

例えていうならば、強すぎるマッサージはささみ肉を棒で押しつぶしているのと同じです。

またストレッチはそもそも引き伸ばすという行為を行っているので筋肉が微細に損傷をおこしてしまいます。

紙を筋肉だとします。

ストレッチを行えば、破れてしまいますよね?

筋肉でも同じことが言えるのです。

そのため、強すぎるマッサージやストレッチに関しては、筋肉を破壊してしまうリスクがあるのでおすすめできません。

今回の動画で紹介した力を入れて脱力を行う柔軟方法は、非常に低リスクで筋肉を柔らかくすることができます。

むしろメリットしかありません。

力を入れて脱力を行う柔軟方法は、筋肉に力をいれると腱が伸ばされます。

筋肉の腱が伸ばされると「腱が伸ばされた」という指令が神経に伝えられます。

神経は背骨に「腱が伸ばされた」という指令を出します。

その指令を受け取った背骨は「筋肉や腱が傷ついてはいけない!」と思います。

そして、すぐさま筋肉に向けて「柔らかくなりなさい!」という指令を送るのです。

そして、筋肉がやわらかくなります。

紹介した「力を入れて脱力を行う柔軟方法」は、生理的なメカニズムを利用しています。

そのため、筋肉が傷つくことがなく柔らかくすることができるんです。

膝の内側が痛い方はそもそも、膝の内側の筋肉や靭帯を痛めている状態です。

そのため、より傷をつけてしまうリスクは避けなければいけません。

強すぎるマッサージやストレッチは傷ついた筋肉や関節をより傷つけるリスクがあります。

そのため、ご紹介した力を入れて脱力するという柔軟方法が非常にオススメです。

※実はこの3つを行うと膝内側痛が悪化してしまいます。詳しくはこちらの記事に解説しておりますので是非ご参考にしてください。

膝の内側が痛い時のストレッチは逆効果!?この3つをやっていると悪化します

しゃがむ時や立ち上がる時に膝の内側が痛いと、どうにかして痛みを和らげたいと思いますよね? そんな時に多くの方がストレッチ ...

続きを見る

膝のトラブル解消のためにCLOUD GYM様のオンラインサービスが超オススメ!

膝の内側の痛みの原因には、実は「体重」も関係しております。

ですが、体重を減らそう!と思っても、なかなか1人では体重を減らすことは難しいですよね?

ましてや、膝も痛いのに。

そんな時にお役に立つサービスとしてオンライン型パーソナルジムであるCLOUD GYM様のサービスがオススメです。

何がオススメかと言いますと、

まずオンライン型パーソナルジムのため、自宅にいてもトレーナーさんとトレーニングができる点です。

1人では頑張れない!という人には非常におすすめです。

また独自の遺伝子検査を行っているそうです。

そのことにより「何を食べると太りやすいか?」を調べてくれます。

そして、筋肉繊維タイプも分析してくれるようです。

筋肉繊維が分かれば、どのようなトレーニングで効率的に筋肉をつけられるのか?がわかります。

これらの検査によって、お客様にあった「食事管理」と「トレーニング指導」をご自宅で受ける事ができるそうです。

しかも指導してくださるのが、元RIZAPを中心としたパーソナルトレーナーの方々です。

自宅にいながら、遺伝子検査や筋肉繊維タイプ分析をしてもらえ、さらにはトレーナーさんと相談しながら無理なく体重を減らしていける。

これがオンラインサービスの強みですね!

体重を減らして、膝のトラブルを始めとしたお身体の不調を改善したい方はこちらのリンクより「無料カウンセリング」を受けてみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は膝の内側の痛みを撃退するための筋肉を柔らかくする3つの方法を解説しました。

POINT

  • マッサージやストレッチよりも力を入れてから脱力する柔軟方法がオススメ
  • マッサージやストレッチは筋肉に傷がつくリスクがある
  • 力を入れて脱力する柔軟方法は生理学的なメカニズムを利用して柔らかくする方法のため非常にリスクが低い

膝の内側の痛みを改善するためには、いかに悪化させないかを考えなければいけません。

マッサージやストレッチは症状を悪化させる可能性があるため、今回ご紹介したリスクの低い3つの柔軟方法をぜひ行ってみて下さい。

※膝内側痛を解消するためにはまずは原因をしることが大切!膝内側痛の5大原因についてこちらの記事にて解説したのでぜひご覧ください。

一目でわかる!膝の内側が痛い時に知っておきたい「5大原因」とは!?

階段をおりたり、立ち上がる時に膝の内側が痛くなることってありませんか? 膝の内側が痛くなってしまうと動くのも嫌になってし ...

続きを見る

※膝内側痛を改善させるためのマッサージ方法についてこちらの記事にて詳しく解説しておりますので是非ご参考にしてください。

【膝の内側が痛い】マッサージする場所一つで膝内側痛が劇的解消

今回の記事では膝の内側の痛みを解消するための膝の筋肉のほぐし方について解説していきます。 結論からお伝えすると 膝の内側 ...

続きを見る

※実は膝内側痛を改善させるためには正しい寝方で寝る事が大切です。正しい寝方についてはこちらの記事にて解説しておりますので是非ご参考にしてください。

寝ている時の膝の内側の痛みを改善!今すぐ変えるべきその寝方

膝の内側が痛い時、なかなか膝の位置が決まらずに寝付けないという経験はありませんか? 膝を伸ばして寝るとつっぱって痛い。 ...

続きを見る

長尾 龍男
この記事を書いた人 : 長尾 龍男

長野県長野市在住。2015年8月愛知県岡崎市にて整体院「柔YAWARA」を設立。2021年6月に長野県長野市にて『Seitai Zen繕』を設立した理学療法士。Zen繕にて関節のトラブル由来の肩こりや腰痛、膝の痛みのケアを提供しております。その傍、「理学療法士」として整形外科で培った知識を活かして、『障害の原因』や『予防方法』『身体のメンテナス・ケアのやり方』をこちらのメディアにてご紹介しております。僕の想いはただ一つ。【僕の技術によって皆様の「お身体」のトラブルが改善し、より良い状態になっていただく事。】 ※より詳しいプロフィールや僕の想いは運営者情報もご覧ください。

Copyright© ゼンブログ|長野県長野市で理学療法士が立ち上げた整体院の「肩こり・腰痛・膝痛」解決ブログ , 2023 All Rights Reserved Powered by STINGER.