膝の痛み

寝ている時の膝の内側の痛みを改善!今すぐ変えるべきその寝方

この記事で分かること

  • 膝の内側の痛みがある時の寝方の重要性
  • 膝の痛みがある時の寝方
Zen先生
Zen先生

こんにちは!理学療法士の長尾です。今回の記事では膝の内側が痛い時の寝方について詳しく解説していきます。

膝の内側が痛い時、なかなか膝の位置が決まらずに寝付けないという経験はありませんか?

  • 膝を伸ばして寝るとつっぱって痛い。
  • 横向きになると膝の内側が痛くなってしまう。

などの訴えをよく耳にします。

どのようにして寝たら、膝の内側の痛みを感じずにしっかりと寝れるようになるのか?

今回はそのような疑問を持たれている方に向けて、膝の内側が痛い時の寝方を詳しく解説していきます。

Zen先生
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膝内側痛がある時、眠れないという人が非常に多いです。だからこそ、寝方を工夫する必要があります。しっかり寝れる体勢を詳しく解説しておりますのでぜひ最後までご覧ください。

【膝の内側が痛い】寝る時の姿勢が超重要!

記事の内容はこちらの動画内でも解説しておりますのでぜひご覧ください。

※お身体のトラブルの原因・改善方法に関する動画を配信しております。ぜひチャンネル登録よろしくお願いいたします。

膝痛を改善するためには、「膝のサポーター」を使用して、膝の保護をすることが大切です。オススメの膝のサポーターはこちらにてご紹介しておりますので、変形性膝関節症などの膝の痛みでお困りの方はぜひ使用してみて下さい。

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理学療法士イチオシ!軽度な変形性膝関節症や膝の痛みにオススメの「膝サポーター」 柔YAWARA|長野市の理学療法士によるサポーター販売サイト
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立ち上がる時や階段をのぼるときに膝の痛みはないでしょうか? そんな膝の痛みは「軽度な変形性膝関節症」によるもの

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膝の内側の痛みを解消するための寝方

クッション+仰向けで寝る寝方

膝の内側が痛い時、何もせずに仰向けで寝ると膝が突っ張ってくるという訴えをよく耳にします。

仰向けで膝が突っ張る方は丸めたバスタオルを使用してください。

方法は非常に簡単です。

仰向けに寝ていただいて、膝の下に丸めたタオルを入れるだけです。

たったこれだけで、寝ている時の膝の痛みは感じづらくなります。

なぜこの寝方が効果的なのか?

理由は「膝が伸びきっていない」状態を防ぐからです。

仰向けで寝て、膝が突っ張る、膝に痛みが出てしまうという方のほとんどが膝が伸びきっていません。

膝が伸び切っていない方が、タオルを使用せずに仰向けで寝ると膝とベッドの間に隙間ができてしまいます。

この隙間は膝に何かしらのトラブルが起きていて、伸びきらなくなっている状態を表しています。

つまり膝が防御的に硬くなっている状態とも言えまるのです。

膝が伸びきらない状態にもかかわらず、このように膝が浮いたまま寝てしまうと、膝に無理がかかってしまいます。

無理がかかれば、膝につっぱり感や痛みが出てしまい、睡眠障害を引き起こしてしまうのです。

それを防ぐために、丸めたタオルで、膝とベットの隙間を埋めてあげることが大切です。

隙間をうめることで、無理がかかっていた膝の負担が軽減して楽になります。

クッション+横向きで寝る寝方

膝の痛みがある方で横向きになると、膝の内側が痛くなる、突っ張ってきてしまうという方がいらっしゃいます。

横向きで寝ると膝が痛くなる方はクッションを活用して寝てください。

この寝方に関しても非常に簡単です。

横向きで寝ていただいて、膝の間にクッションを挟むだけです。

少し厚みがあった方が楽な方は、クッションを2つに折っていただいて挟んで寝てください。

逆に厚みがない方が良い方は、タオルを丸めたものを膝の間に挟んで寝てください。

このように少し工夫するだけで、寝ている時の膝の痛みが和らいできます。

なぜこの横向きの寝方が効果的なのか?

その理由は「膝が内側に入る」状態を防ぐからです。

まずは膝の構造について説明します。

構造上、膝は内側に入ると脛骨という下の骨が外へ向き、大腿骨が内側にはいてしまいます。

膝のねじれに伴って、膝の内側に負担がかかるのです。

膝の内側に痛みを出している方のほとんどが、膝の内側の筋肉や靭帯を痛めています。

つまり横向きで寝ている時にクッションを挟まないと膝が内側に入ってしまい、脛骨が外へ向き大腿骨が内側に入ってしまいます。

その膝のねじれと同時に傷んでいる膝の内側の組織も伸ばされてしまうので、膝のつっぱりや痛みが出てしまい眠れなくなるのです。

そのため、膝が内側に入るのを防ぐためにクッションを膝の間に挟むことが重要なんです。

膝の間にクッションをはさむことで、伸ばされていた鵞足や内側側副靱帯の負担が軽減して痛みなく眠れるようになります。

人間は眠ることで身体を回復させております。

膝が痛くて眠れないとなかなか膝の内側の痛みも改善していきません。

またどうせ寝返りするから意味ないのでは?とおっしゃる方がいます。

しかし、入眠するまでが大切であり、少しでも膝への負担を軽減させて回復させる時間を設けることが、膝の内側の痛みを改善させるために重要となるのです。

※ちなみに膝の内側の痛みでお困りの方は「膝のサポーター」もご活用してください。膝が痛いときの寝方と同様に、膝への負担を減らすためには、サポーターによる「保護」が重要だからです。膝の痛みを軽減してくれる「理学療法士おすすめのサポーター」はこちらにてご紹介しておりますのでぜひご覧ください。

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まとめ

今回は膝の内側の痛みを改善するための寝方をまとめました。

POINT

  • 仰向けで寝るときは膝の下に丸めたタオルを挟んで寝る
  • 横向きで寝るときは膝の間にクッションを挟んで寝る

タオルやクッションを使用するといった、ちょっとした工夫を行うだけで快適に眠ることができ、膝の内側の痛みも軽減することができるのでぜひお試しください。

あおむけで寝ることが多い方は、膝の下にタオルを丸めたものを入れて寝ましょう。理由は膝が伸び切るのを防ぐためです。

また横向きで寝ることが多い方は、膝の間にクッションを挟んで寝てください。理由は膝が内側に入って筋肉や靭帯の負担を軽減するためです。

ご参考になったら幸いです。

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