肩を回した時の肩甲骨のゴリゴリ音をどうしても解消したい！！

肩甲骨を回した時のゴリゴリなってしまう原因としては、

• 背骨と肋骨、鎖骨の動きが悪くなるため
• デスクワークや立居仕事で前ばかりむいているため

である。

またその弊害として生じるのが

• 背中の痛み
• 肩甲骨の内側の痛み
• ひどい肩こり

である。

今回の記事では『肩甲骨のゴリゴリ音』を解消していく為の6つの体操を解説していくので是非活用していただきたい。

今回の有料記事は以下の文献を参考にしました。

いずれにしろ連続した静止荷重による時間的な摩擦変化は荷重時間によって漸増し、良好な潤滑機構を維持できるのはせいぜい数分である。一定時間静止姿勢後や朝起きたばかりの初動が動きにくく、重たく感じたりするのはこのためである。

関節内運動学　4D-CTで解き明かす　著者 片岡寿雄　発行所 株式会社南江堂 P15 l7-12

上記の文献の内容を参考に皆様実践しやすいように肩甲骨のゴリゴリ解消法を詳しくまとめた。肩甲骨のゴリゴリ音が気になる方はぜひご活用してください。

※本記事は痛み改善の考え方及び一般的な対処法を解説した内容です。症状が強い場合は、先に医療機関の受診をおすすめします。

『肩甲骨ゴリゴリ音』の3つのタイプについて

まずは自分の肩甲骨や背中周りがどのような状態になっているのかを確認していこう。肩甲骨がゴリゴリと音が鳴ってしまう3つのタイプが以下の通りだ。

まずこれら3つのタイプの改善戦略をお伝えする。

1. 肩甲骨がゴリゴリなって痛みがないタイプの改善戦略

痛みがないけれど、肩甲骨がゴリゴリなってしまうタイプは『背骨や肋骨の関節、鎖骨』の動きが悪くなっている可能性がある。

その状態に陥ると「肩甲骨」と「胸郭(胸にある肋骨などのこと)」がぶつかってしまう事でゴリゴリと音を出してしまう。

2. 肩甲骨のゴリゴリ音とひどい肩こりも伴っているタイプの改善戦略

肩甲骨がゴリゴリと音がなっているだけでなく、「痛み」や「ひどいコリ」を感じている人は背骨や肋骨の関節、鎖骨の動きが悪くなっているだけでなく、関節や筋肉の内部に傷がついている可能性がある。

そのような方は以下の手順で改善していく必要がある。

3.肩甲骨のゴリゴリ音もあるが何もしていなくても常に背中の鈍痛がある

肩甲骨がゴリゴリと音がするけれど、特に動かした時は痛みがでない。それに加えて、何もしていなくても常に背中に鈍痛がでてしまう。そのような方は、肋骨や肩甲骨周りのトラブルよりも、内臓の痛みの可能性が考えられる。

内臓のトラブルによる痛みの得領は『安静時の鈍痛』として現れることがあるからだ。

いかに痛みを伴う肩甲骨ゴリゴリ音が出る場合になぜ骨盤ベルトが必要なのか？および肩甲骨ゴリゴリ音解消体操『胸椎の回旋改善➀』を無料で公開しております。無料部分でも非常に役立つ内容ですので是非ご活用ください。

痛みを伴う「肩甲骨ゴリゴリ音」は骨盤ベルトを使え！

痛みを伴う肩甲骨ゴリゴリ音の時は、まず動かす前に「骨盤ベルト」で保護していく事が大切だ！

「骨盤ベルト」と聞くと骨盤は関係ないだろ！と思われるかもしれない。しかし、実際に多くの方が骨盤ベルトを使うことによって、痛みをともなう肩甲骨ゴリゴリ音が軽減する。理由は、グラグラした骨盤が安定するからだ。

これを理解するためには、身体全体を見て、関連性を知らないといけない。全体的にみると、そもそも肩甲骨はどこにあるだろうか？言うまでもなく、骨盤の上にあるはずだ。

ここでお家を思い浮かべてほしい。基礎があり、その上に建物が建っているはずだ。身体も同じ構造をとっている。

• 基礎が「骨盤」
• 建物が「体幹・肩甲骨」

もし基礎、ふわふわの田んぼになってしまったら、建物はどうなってしまだろうか？言わずもがな、傾いて崩れてしまう。

これは身体でも同じことが言える。骨盤がグラグラと「不安定」になってしまうと、体幹・肩甲骨も不安になり負担がかかる。

そして、身体がグラグラして欲しくないので筋肉を硬めるのだ。その状態で、色々な体操を行っても意味がない。

ではどうした良いのだろうか？もうお分かりのはずだ。ゴリゴリが解消されない人は、まず「骨盤」を安定させることが最重要となる。

そのため、骨盤ベルトで骨盤を安定させることで、体幹・肩甲骨への負担が減る。そして、肩甲骨付近についた傷が治りやすくなるのだ。さらには、スムーズに動くようになるので肩甲骨のゴリゴリが解消されていくのだ。

痛みを伴う肩甲骨ゴリゴリ音でお悩みの方は是非ご活用ください。

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簡単に実践！肩甲骨の『ゴリゴリ音解消体操』

肩甲骨のゴリゴリ音を改善する為には、『胸椎』『鎖骨』『肋骨』の動きを改善していく事が大切である。この3つの部位の柔軟性を改善することによって、肩甲骨がゴリゴリなる原因である『胸郭と肩甲骨の衝突』を軽減することが出来る。

以下の体操で『肩甲骨のゴリゴリ音』を改善していこう！

まずは胸椎の柔軟性改善を

胸椎は身体のひねりを行う場所である。胸椎が動かない限り肩甲骨は胸郭と衝突をし続けてしまう。そのため、身体の回旋の動きを取り入れた体操で胸椎を動かしていこう。

胸椎の回旋体操➀：棒や傘をかついで身体の回旋を

ここまでで、肩甲骨まわりの「ゴリゴリ音」が起きる原因と、胸椎の柔軟性の改善がいかに大切かをご理解いただけたかと。ここから先は、より肩甲骨のゴリゴリ音をなくすために必要な《肋骨や鎖骨の動きを改善する手順》を動く画像つきで詳しく解説しているので是非ご活用ください。

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