この記事で分かること
- 内側広筋の鍛え方
- 膝内側痛がある時に内側広筋をトレーニングする理由について
こんにちは!理学療法士の長尾です。今回の記事では膝内側痛を撃退するための筋肉のトレーニング方法について解説していきます。
結論からお伝えしておきます。
膝内側痛を撃退するためには「内側広筋」を鍛えて下さい。
こちらの記事では
- 膝痛を撃退する内側広筋の3つのトレーニング方法
- どうして内側広筋を鍛えなければいけないのか?
という順番で解説していきますので是非最後までご覧ください。
「内側広筋」を制する者は膝の痛みを制すとも言われるぐらい非常に重要な筋肉です。そのため、内側広筋の筋肉の鍛え方をぜひ覚えていってください。
関連動画:【膝の内側が痛い】シンプルな撃退法!この筋肉を最優先に鍛えよ!
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膝痛を撃退する内側広筋の3つのトレーニング方法
まずは膝内側痛を解消する為の内側広筋を鍛える3つの方法について解説していきます。
ぜひ一緒にまねして行ってください。
内側広筋のトレーニング方法①
1つ目はタオルを5秒間つぶしていきましょう。
方法は足を軽く開いてください。
膝の下にタオルを入れてまっすぐつぶしていきましょう。
内側広筋が硬くなるように力を入れていきましょう。
5秒×3セット行っていきます。
注意点膝の外側の筋肉も硬くなってしまう方は押す力を弱くしてください。
内側広筋のトレーニング方法②
2つ目はバスタオルを膝に挟んだまま膝を伸ばしていきましょう。
踵はつけた状態でつま先を外に向けるとより内側広筋が鍛えられます。
内側広筋に力が入っているのを確認しながら行っていきましょう。
膝を伸ばしきったまま5秒キープしましょう。
3セット行っていきます。
内側広筋のトレーニング方法③
3つ目は立った状態でタオルを膝に挟んだまま膝を伸ばしていくだけです。
膝を伸ばしきって内側広筋に力をいれたまま5秒キープしましょう。
3セット行っていきます。
これら3つの鍛え方で内側広筋を鍛えられます。
内側広筋が強化されると膝内側痛が改善していきますので是非お試しください。
どうして内側広筋をトレーニングしなければいけないのか?
先ほどは内側広筋のトレーニング方法を3つお伝えしました。
ですが、なぜ内側広筋を鍛えることが膝内側痛の解消につながるのか?疑問に思うと思います。
その理由を解説していきます。
実は内側広筋をトレーニングすることによって、膝が伸びきるようになるからです。
膝内側痛が出ている人は、膝が伸びらなくなる傾向があります。
膝が伸びきらないと膝は内側に入りやすくなります。
特に女性で顕著に膝が内側に入ってしまい、膝の内側に負担がかかることで膝内側痛が出てしまうのです。
内側広筋は「膝を伸ばしきる」時に活動する筋肉です。
そのため、膝を伸ばしきるためには内側広筋がしっかりと働かないといけません。
ですが、内側広筋は年齢を重ねるごとに細くなりやすい性質があります。
さらにはなかなか鍛えづらい筋肉とも言われております。
そのため、内側広筋をトレーニングする事によって膝が伸びきるようになり、膝内側痛を撃退することが可能になるのです。
当店にご来店されるお客様でも内側広筋が太くなることによって、膝痛を改善されている方が非常に多いです。
膝内側痛でお困りの方は、ぜひ先ほどお伝えした3つの鍛え方を実践してみてください。
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まとめ
今回は膝内側痛を解消するための内側広筋の鍛え方を解説しました。
POINT
- 内側広筋は年齢を重ねると細くなりやすい筋肉
- 内側広筋は膝を伸ばしきるときにとても活動する
- 膝内側痛が起きている方は膝が伸びきらなくなっている傾向がある
- 内側広筋を強化することで膝内側痛を改善することができる
膝内側痛になっている方の多くが知らず知らずのうちに膝が伸びきらなくなっております。
そのことによって、膝内側痛を悪化させている人がいるのです。
もし膝が伸びていないようなら、ぜひ内側広筋を鍛えてみてください。
膝内側痛解消に役立つはずです。
焦らず地道に改善させることが膝内側痛を解消していくカギとなるので覚えておきましょう。