肩こりや腰痛を訴える人は本当に多い。
そのような症状で悩んでいる人に尋ねてみると決まって「デスクワークで固まっている事が多い」と答える。
世の中が進歩したおかけで、人は動かなくて済むようになった。
しかし、思い出してもらいたい。ヒトは動物であり、本来は動いて動物を補食していたことを。
身体が動くから筋肉によって血液が全身に送られ、関節の中の滑液という液体が循環するのだ。
動かなくなれば、そのような機能が低下してしまう。つまりは、内臓の病気にかかってしまったり、関節のトラブルが生じてしまったりするのだ。
今回は働く上で参考にしていただきたい、立って行うデスクワークをご紹介する。
以前このような記事を見つけた
グーグルもフェイスブックも導入、立って働くほうが疲れず生産性も上がる理由
Googleをはじめとしたシリコンバレーの企業は、人材の健康の為に、すでに立って行う仕事のやり方を取り入れているという内容だ。
立ち作業が仕事の能率を高めてくれる
ヒトは脳の位置が高いほど覚醒状態になる。
寝ていると眠くなってしまうのは脳の位置が低くなり覚醒度が下がるからだ。
つまり、座っている時よりも立っている方が脳が高い位置になり、より脳が覚醒し、仕事の能率が向上することになる。
過去にこのような記事を書いたので参考にしてほしい。
僕がオススメする立ち仕事のやり方で仕事の効率を上げていこう!
デスクワークの姿勢改革で肩こりを解消しよう! | 柔 YAWARA|岡崎市の肩こり・腰痛・膝痛専門整体
疲れたら座って仕事をしよう!
脳が覚醒するので立って仕事を行う事をオススメしたのだが、やはり立ち「続ける」ということは股関節や膝に負担を与えてしまう。
なので、足が疲れたら座って仕事をするようしよう!
何事も極端にやり過ぎるのはよくないのだ。
便利になりすぎた世の中になったからこそ、自分の身体を見つめ直そう!
冒頭で述べたように、動かなくなったことによって人の身体に何かしらのトラブルが発生している。
以前便利になりすぎたから肩こりが発生していると書いた事があるが、これは腰痛や膝の痛みにも通じる部分がある。
肩こりをひどくする原因は便利になり過ぎた世の中だ! | 柔 YAWARA|岡崎市の肩こり・腰痛・膝痛専門整体
世の中が便利になれば動かなくても良いので、『心肺機能』としては楽である。
しかし、その他の『筋肉』や『関節』、『内臓』には非常に負担がかかっているという事は頭に入れておいた方が良い。
是非、自分の身体の健康のために今常識とされている「座って行うデスクワーク」から「立って行うデスクワーク」へと変えていってみてはいかがだろうか?
まとめ
今回はグーグルも取り入れている立って行うデスクワークについて解説した。
・立って仕事を行う事によって、脳が覚醒し、仕事の効率がUPする。
・立って仕事をする際、疲れたら座って行う事も大事であり、両者のバランスが大切
・立ち続けるだけでなく、色々な動きを取り入れるとより効率的に仕事が出来る。
適度に身体を動かして、一生懸命仕事をする。
たったそれだけでいいはずなのに、世の中が発達しすぎて、人々が動くのが嫌になってきている。
身体を動かす大切さを今一度認識して、是非Googleやマイクロソフト社、楽天などの大企業が取り入れている立って行うデスクワークに取り組んで見てはどうだろうか?
そうすれば、あなたのワークライフが少しでも変わっていくはずだ!