今回は、移転後いや、正式にはまだプレオープン状態でインソール制作のご依頼をいただいたので制作させて頂きました。
ネットを調べられていたら、当店がヒットしたらしく、わざわざお問い合わせくださいました。
愛知から来たどこぞやの作るインソールにご興味を持っていただき本当にありがとうございました。
お客様のご意見を聞きながら、妥協のない物に仕上げさせていただきました。
今回はそんな長野市で第一号の「オーダーメイドインソール」について綴っていこうと思います。
ご依頼を頂いたクライアント様の状態
今回は普段履きの靴に使用するインソール制作です。
クライアント様の状態に関しては以下の通りです。
腰痛を持っていて中々改善されない。
この腰痛について原因を検査してみたところ、右の第12肋骨と呼ばれる場所に負担がかかっていました。
ここに負担がかかると「腰方形筋」とよばれる腰の外側に痛みが生じてしまいます。
さらに左側の5番の腰椎と仙骨の関節に負担がかかっているようでした。
それについて詳しく調べてみると、左の股関節、左の膝、右足から腰へ負担がかかっていました。
もっと詳しく状態を知りたかったので両足の精査を行いました。
すると右足よりも実は左足の構造的な問題ありました。
左足の方が扁平足化が進行しておりました。
本来扁平足化が進行している方が構造的にトラブルが生じやすいです。
しかし、このクライアント様に関しては、左足よりも右足にトラブルが起きているという謎な減少が起きていました。
そのため、普段はいている靴を調べた結果、普段使用しているインソールが
- 「左足」には良い影響を
- 「右足」には悪い影響を
与えれていることが判明しました。
つまり、普段使用しているインソールの影響で構造的にトラブルが起きやすい左足の負担を軽減している反面、本来トラブルがおきづらい右足に負担をかけていることが分かったのです。
これらのクライアント様の状態を踏まえてインソールを制作させていただきました。
長野市で第一号の制作したインソール
インソール制作で自分が心掛けているのは、
- 静止状態で使うのか?
- 動いている状態で使うのか?
です。
今回は普段履きで、動くために使用する目的だったので、動作の中で不具合が出ないように作って行かなければいけませんでした。
クライアント様に関しては、右足にトラブルを出していたものの、実際は左足のトラブルの方が強く、左足の制作に少し手間をとりました。
静止状態でしっかりと足が機能し良好でした。
そのため、当初はこのようなパーツを使用する予定でした。※写真が切れていますがご了承ください。
しかし、歩きなどの動作になると不具合をしめしたので、使用するパーツを変え誘導する方向を変えました。
かかと部分のパーツに関して高さをmm単位で調整を行い、終了です。
※「足が安定しない」「バランスの崩れが気になる」「ケガをしてから運動パフォーマンスが低下した」などのお悩みでお困りの方はぜひ当店で『オーダーメイドインソール制作』を!
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終わりに
もともとの筋力もあり、今回は少しの修正だけで、足の安定性が改善されました。
足の機能が増せば、相対的に負担がかかっていた腰も痛みが軽減していきます。
より良い物をお客様に届けられるように。
今後も尽力いたします。
追伸
クライアント様とお話して、長野市について右も左もわからない自分にとって、色々知ることができたので有益な時間でした。ありがとうございます。また何かトラブルが出ればお声掛けください。